川内村観光協会

はつおが行く!

村の迷・里山博士、秋元はつおが川内村を探検します。世界的にも珍しいもの(ほんとか?)、川内村ならではのほっこり名所、いろいろあります。今後も増えます。はつおさんに、案内してもらいましょう!

上川内諏訪神社

1401諏訪神社上

2014年が明けました。あけましておめでとうといえば、神社です。新年最初のはつおは、諏訪神社に行ってみました。川内村にはいくつもの神社がありますが、その中でも諏訪神社は三社あります。これは上川内の諏訪神社です。創建されたのは1430年ということです。

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日本の社寺信仰として、よその国とちょっとちがうのは、一軒の家庭内に、神様と仏様が同居しているということです。村のみなさんも、どこかの神社の氏子となり、そしてまた寺院の檀家となっています。盆と正月はいっしょに来ることはありませんが、仏様と神様はたいていのおうちでいっしょにいらっしゃいます。
中世以降、日本の神社は天台宗、真言宗などの密教寺の仏教に組み入れられて、神仏混合の時代を作っていったのです。
上川内の諏訪神社は、長福寺のすぐ隣にあって、明治元年以前は長福寺の支配で存在していたのでした。

1401諏訪神社上

明治初年に、いわゆる廃仏毀釈令(はいぶつきしゃくれい)が発令されて、寺院の権力を奪い、あわせて神仏分離となりました。堂社や仏具などが破棄され、川内村にあるふたつの寺院、長福寺と地蔵院(下川内にあります)も取り壊されることになっていました。
しかしこのとき、村民が明治新政府に対して寺院を残してくれるべく嘆願運動をおこない、この努力が実って長福寺、地蔵院ともに取り壊されることなく、現在に至っているのです。
大晦日の夜、川内村に響く除夜の鐘は、ご先祖様の努力の結晶でもあるのです。

1401諏訪神社上

只今絶賛除染中

1312道路除染

東京電力福島第一原発から20km内外の川内村では、日々除染作業の真っ最中です。
住宅周辺の除染はほとんど完了しているので、現在は道路とその周辺の除染作業が行われています。
お許しを得て、この作業を見学させていただきました。

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1312道路除染

作業していたのは下川内の道路です。作業員がていねいに道路を磨いています。ただ洗っているのではありません。道路にはいつくばっているホースが、除染作業の除染作業たるゆえんなのです。ただの掃除機でもないし、ただの散水機でもないわけです。

1312道路除染

除染にやってくる機械は3台。1台は洗浄用の水をためているタンク車で、次の車がこの水を加温します。洗浄はだいたい60度ほどの高温でおこなっています。そして最後の1台がこれも重要。洗浄した排水を、きっちり回収して帰るのです。除染は道路にこびりついた放射性物質を洗うのですから、洗い流していったのでは流れた先がまた汚染されてしまいます。なので洗った水はきっちり回収していくわけです。たいへんな作業です。

1312道路除染

道路のクリーンアップといっても、落ち葉を片づけたりゴミを拾ったりするのとはわけがちがいます。毎日少しずつ、少しずつ作業が進んでいます。川内村の放射線値は、ほぼ全域に渡ってそれほど高いものではありません。しかしより安全で安心な生活環境を取り戻すために、こうした除染作業はまだしばらく続いていきそうです。

高塚高原

1305高塚高原

川内村でもっとも高い一帯をご案内します。それは同時に、あぶくま山系の最高峰の一帯でもあります。では、高塚高原へ、ようこそ。

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高塚高原は、川内村第二の高山、高塚山を中心とした高原地帯です。あぶくま山系の最高峰は大滝根山で標高は1,192メートルです。大滝根山は川内村と田村市滝根にまたがっていて、この山麓、川内村側に標高1,066メートルの高塚山があります。
村の花となっているサラサドウダンツツジやシロヤシオなど、高山植物の大群落のある、川内村きっての観光地でもあります。
このエリア、まだ本格的な除染がおこなわれていないため、高塚山キャンプ場もオープンとなっていませんが、立ち入りが制限されているものではありません。線量も0.5μSv/hと、一時に比べるとぐんと低くなっています。

1305高塚高原

高塚高原には、いくつか見どころがあります。6月のいい季節には、サラサドウダンが咲き乱れる散策道、その先にどんと控えるペラペラ石、そして駐車場の反対側の高塚山頂上への登山道となります。
高塚山頂上(地図では高塚ボッケと書かれています)は駐車場からほんの5分ほど登山道を歩けば到着します。高塚ボッケからは、眼下に風力発電のプロペラ群を見ることができるほか、天気のいい日には、遠く太平洋を望むこともできます(沿岸の原子力発電所は山に隠れて見えません)。
高塚ボッケは放射線量が0.4μSv/hと、標高が低い駐車場よりさらに低くなっています。反対にぺらぺら石方向は、少し高め。意外にも、林の中の途中の道の一部に、1.0μSv/hほどあるところがあります。
村としては、まだまだおいでくださいといえるような環境ではないと思いますが、目に見えない線量以外はもとと同じような、美しい環境が広がっているのです。

1305高塚高原

リスの食卓

1311リスの食べかす

なにを撮ったんだかわかんないぞ、もっとおもしろい写真を見せろというご批判が聞こえてきそうな、ただの地面の写真をお見せします。でもちゃんと、おもしろいものが写っているんです。

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これ、見たことありますか? なにやら、木の葉みたいな、ゴミみたいなものが、きれいに1ヶ所に集められています。これ、松の実の食べかすです。誰が食べたかといえば、リスさんであります。
リスが松の実を食べて、きれいに食べかすをそろえて次の餌場に移動したのでしょうか。
森の中を歩くときには、ちょっと足下に注意してみてください。リスの、こんなおみやげが残されているかもしれません。

考える知ろう館?

1305感がえる知ろう館

こんな資料館ができています。資料館ではなくて知ろう館なんですって。
原発事故以降の書類や書籍などを見ることができます。事故以前の村の風景も写真で眺めることができるようになっています。
無料です。いつでも見られるんですが、不在とかもあるということなんで、連絡してもらうとうれしいな、ということでした。
090-6149-0402(西巻)まで電話してみてください。
なかなか不思議な空間です。

ツツジの狂い咲き

1310ツツジの狂い咲き

ツツジは春先に花をつける美しい花です。川内村の花はドウダンツツジです。ツツジと川内村は、なかなかのご縁があるようです。ところでこの秋には、こんなことがありました。

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秋も10月の末日になってのことでした。異常気象というのか、たまたまというのか、何日間かあったかい日が続いたことがありました。真夏とは言わないけれど、ちょっとした夏を思わせるような、ぽかぽかした陽気でした。
そしたらなんと、ツツジが咲いちゃったのです。下の写真を見ると、まわりがなんとなく寒々しいでしょう? わたしがうそついてるんじゃなくて、ツツジが季節をまちがえちゃったのです。そういうことも、あるんですね。

1310ツツジの狂い咲き

ミツバチの冬ごもり

1312ミツバチ

季節は冬。いろんなものが冬支度をしています。わたしたちも、事務所の大そうじなど始めていますが、こちらも冬ごもり準備中です。ちょっと甘く、ちょっとちくりとするようなお話。

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1312ミツバチ

日本では、ニホンミツバチとセイヨウミツバチの2種類のミツバチが飼育されています。セイヨウミツバチは腐蛆病(フソ病)という病にかかりやすい種類ですが、我がニホンミツバチはそんな病気にかかることはほとんどありません。
川内村には、このニホンミツバチを飼っている人がいっぱいいて、かくゆうわたくしめも、その一人です。いえ、このずらりと並んだミツバチのおうちは、わたしの家のものではありませんけども。
わたしの家のハチさんは、寒い冬に向けて、ご覧のように覆いをかぶせてもらいました。また来春、おいしい蜜を集めていただきたいなぁと思うのであります。

1312ミツバチ

錦を飾るニシキギ

1310ニシシギ

紅葉の季節、美しく山を彩るのが、このニシキギです。ニシキギを漢字で書くと、錦木。錦の木と書くのですから、いかにも美しい名前です。

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ニシキギは庭木や生垣、盆栽にされることが多い木で、紅葉が見事なのが特徴です。
公園や庭木には、必ずといっていいくらい、このニシキギが仲間入りをしていますから、チェックしてみてください。
美しい紅葉が美しい着物の錦にたとえられたので、この名がついています。
紅葉の美しい季節にニシキギに出会えれば、いかにも錦が飾られているように思えるにちがいありません。

1310ニシシギ

サワフタギという名がおもしろし

1310サワフタギ

サワフタギっていいます。ご存知の方、いらっしゃいましたか? 知らない人が多いのではないかと思うのですが、観賞用植物として、ひそかな人気なのです。そして山では、こんなかわいい紫の実をつけています。

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サワフタギとは、沢蓋木と書くようです。沢に多い植物だから、こういう名前になったのだろうと思いますが、蓋木というのは、横に広がって沢をふさいでしまう様子を表しているのだということです。ある意味わかりやすい名前のような気もしますが、やっぱりおもしろネームに分類されるのではないかと思います。
初夏には小さな白い花をつけます。
植物園や庭木、盆栽などで見かけることもあるかと思いますから、そのときはお見知りおきをお願いします。

1310サワフタギ

カマキリの卵

1311カマキリの卵

竹やぶに見つけました。こんなもの。へんな形ですね。竹になにかが巣くっちゃって、できものができたみたい。
でもこれ、かまきりなんです。かまきりの卵。
もうちょっとしたら、ここからかまきりの赤ちゃんが、ぞろぞろと現れてくるんですね。
それもまた気持ち悪い人がいるかもしれないけど、自然の野山を歩くというのは、こういうものとの出会いです。最初は気持ち悪いかもしれないけど、すぐ慣れます。
あなたもごいっしょに、自然の野山になじんでみませんか。