ツツジの狂い咲き
ツツジは春先に花をつける美しい花です。川内村の花はドウダンツツジです。ツツジと川内村は、なかなかのご縁があるようです。ところでこの秋には、こんなことがありました。
ツツジは春先に花をつける美しい花です。川内村の花はドウダンツツジです。ツツジと川内村は、なかなかのご縁があるようです。ところでこの秋には、こんなことがありました。
紅葉の季節、美しく山を彩るのが、このニシキギです。ニシキギを漢字で書くと、錦木。錦の木と書くのですから、いかにも美しい名前です。
サワフタギっていいます。ご存知の方、いらっしゃいましたか? 知らない人が多いのではないかと思うのですが、観賞用植物として、ひそかな人気なのです。そして山では、こんなかわいい紫の実をつけています。
10月末だというのに、梅が咲いていたというお話です。下川内西山橋のすぐそば。第6区集会所のすぐ隣でした。梅の狂い咲き、というやつです。
梅が狂い咲いた数日間は、それまでの寒い日が一転、ちょっとぽかぽかした日が続きました。なので梅も、よもや11月になるなんて思わずに、すっかり春だと思って花を咲かせてしまったものだと思われます。
ところで小春日和ということばがありますが、これってぽかぽかした春の陽気のことじゃないんですね。ご存知でしたか? 小春日和とは、晩秋から晩冬にかけての寒くなりかけたころ、移動性高気圧が幅を利かせて、これでおだやかにあたたかい日のことを言うのです。そう、ちょうど今頃のことなんですね。
春になってぽかぽかしてきてから「いい小春日和だ」なんていうと、それこそ狂い咲きになっちゃいますから、気をつけたいものだと思います。
正面に、川内村のイメージキャラクターのモリタロウくんをつけて、川内村を走るバスです。
同じバスが2台あって、1台は村の中心部の車庫に待機しています。
常磐交通による川内村のバス運行は、震災前までは富岡駅から第一区の小塚までとなっていました。かつては船引駅や小野町へと、各方面にバスが走っていましたが、ずいぶん前に富岡小塚線以外は廃止となっていました。
震災後、富岡駅からのバス運行が不可能であるため復活したのが、小野新町駅から川内村役場を経由してゆふねまでのバス路線です。
このほか、福島交通が船引駅から都路経由でゆふねまでのバスを走らせています。ゆふねから先の20km圏内のエリアのバス運行がなくなったままであるのと、川内村と小塚を結ぶバス路線は、震災で運休となったまま、今に至っていますが、これまでバスが走らなくなって久しい地域にバスが走るようになりました。
美しいかやぶき屋根のおうちがあります。今年屋根を葺き替えたばかりで、あわせて改装もしました。新品のかやぶき屋根です。
アカモミタケというキノコです。モミのような針葉樹林の地上に群生するキノコで、だからアカモミタケというのでしょう。ご存知でしたか?
スーパーマーケットや八百屋さんではヤマゴボウなる山菜が販売されていますが、それの親戚のような名前がついています。ヨウシュとついているのは、洋酒ではなくて洋種という意味なのですが、ヤマゴボウとは親戚関係もなにもない、まったくの赤の他人です。そしてこれは、毒草なのです。
漢字で書くと、ヨウシュヤマゴボウは洋種山牛蒡ですが、別名をアメリカヤマゴボウとも言います。その名の通り、アメリカからやってきた外来種です。日本に入ってきたのは明治時代初期ということですから、外来種でも年季が入っています。そして今では、すっかり雑草化して根付いてしまっています。
ヨウシュヤマゴボウの実は、なんだか一見食べたらおいしそうですが、しかし危険。実も毒、茎も毒、葉も毒、根も毒と堂々とした毒草です。中でも種は、一番毒性が強いらしいので、ブルーベリーかなんかと勘違いして食べてしまうとたいへんなことになります。最悪、死んでしまう毒草ですから、気をつけてください。さわるだけでもやめたほうがいいです。
下の写真は、わたしの影がバッチリ写っています。ヨウシュヤマゴボウの毒性にびくびくしていて、影が画面に入っているのに気がつかなかった、わけではないんですけどね。
テンナンショウという植物で、漢字で書くと天南星なんだそうで、いかにも南国の植物っぽいですね。これ、別名をヘビノマクラといいます。見れば一目瞭然ですね。
美しい黄色い実が実っています。これ、あと1週間くらいすると、パカッと割れて、黄色が赤く変身します。これが美しいので、生け花などに使われることが多い実です。
実が赤くなったらまた撮影に行ってきますが、まずは黄色い実の状態でご報告です。
黄色から赤に、色が変わるところなど、カメレオンみたいな実なのであります。