川内村観光協会

リスの食卓

1311リスの食べかす

なにを撮ったんだかわかんないぞ、もっとおもしろい写真を見せろというご批判が聞こえてきそうな、ただの地面の写真をお見せします。でもちゃんと、おもしろいものが写っているんです。

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これ、見たことありますか? なにやら、木の葉みたいな、ゴミみたいなものが、きれいに1ヶ所に集められています。これ、松の実の食べかすです。誰が食べたかといえば、リスさんであります。
リスが松の実を食べて、きれいに食べかすをそろえて次の餌場に移動したのでしょうか。
森の中を歩くときには、ちょっと足下に注意してみてください。リスの、こんなおみやげが残されているかもしれません。

サワフタギという名がおもしろし

1310サワフタギ

サワフタギっていいます。ご存知の方、いらっしゃいましたか? 知らない人が多いのではないかと思うのですが、観賞用植物として、ひそかな人気なのです。そして山では、こんなかわいい紫の実をつけています。

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サワフタギとは、沢蓋木と書くようです。沢に多い植物だから、こういう名前になったのだろうと思いますが、蓋木というのは、横に広がって沢をふさいでしまう様子を表しているのだということです。ある意味わかりやすい名前のような気もしますが、やっぱりおもしろネームに分類されるのではないかと思います。
初夏には小さな白い花をつけます。
植物園や庭木、盆栽などで見かけることもあるかと思いますから、そのときはお見知りおきをお願いします。

1310サワフタギ

カマキリの卵

1311カマキリの卵

竹やぶに見つけました。こんなもの。へんな形ですね。竹になにかが巣くっちゃって、できものができたみたい。
でもこれ、かまきりなんです。かまきりの卵。
もうちょっとしたら、ここからかまきりの赤ちゃんが、ぞろぞろと現れてくるんですね。
それもまた気持ち悪い人がいるかもしれないけど、自然の野山を歩くというのは、こういうものとの出会いです。最初は気持ち悪いかもしれないけど、すぐ慣れます。
あなたもごいっしょに、自然の野山になじんでみませんか。

ウスノキのことを川内村では

1310ウスノキ

ウスノキと申します。その名のとおり、臼の木です。赤い実をご覧ください。先端が、持ちつきの臼みたいに、へこんでいます。それでこの木は臼の木になったということです。でも、川内村ではもうちょっと単刀直入、わかりやすい言い方をしています。

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1310ウスノキ

ウスノキのことを川内村ではなんと呼んでいるか。正解は「へそ」です。臼の木もへそも、どちらも実の形からつけられた名前だと思いますが、へそという名前の付け方に、昔の川内村の人々のまっすぐで純朴で、ちょっとばっかり乱暴な性格が想像できそうな気がして、おもしろいと思うのであります。