川内村観光協会

コブシの花

1404こぶっしー

早春の純白な美しい花「コブシ」

どうしてコブシの名になったって?
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それはね、私、種マニアなので、すぐわかったの。

種の形が握りこぶしに似ているので、この名前になったんです!
                        byはつお

1404こーぶし

春近いタラノメ畑

1403タラノメ

この畑に植わっているのは、たらの木です。
たらの木はタラノメができます。タラノメはごぞんじのとおり、春の上等な味覚です。
そんな上等な味覚をひと足早く味わってもらおうと、こんなタラノメ畑があります。

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たらの木が根本近くから切られていますが、さて、どうしてでしょう?
切った木を芽ごとに温室へ運んでいって、温室で芽を出させて、収穫するんです。
もう間もなく、パックに入った川内産のタラノメが出回っていくと思います。お店で見かけたら、どうぞよろしくお願いします。

1403タラノメ

丸い物体、フジのこぶ

1403フジのこぶ

このまるい物体はなんでしょう? これはフジの木についているこぶであります。木に寄生する虫こぶではありません。こぶはこぶでもフジ自身が生んだこぶです。

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1403フジのこぶ

木に傷がついたり菌が入ったりすると、木自身が修復しようとがんばって、こぶができます。木が病気と戦った痕跡が、このこぶというわけです。考えてみたら、人間にもこんなようなことがあるのかもしれませんね。
木や花を飾り物にするのはおもむきがあっていいものですが、こんなこぶがついた木を飾るのはどうでしょう? わたしは、こういうへんな木や奇木を扱っているお店にいくのが好きです。山の中でこういうのを発見するのは、もっとわくわくします。

イチョウの冬芽

1403イチョウ

ご存知、イチョウの登場です。イチョウといえば、秋に黄色い葉をつけた様子が目に浮かぶと思いますが、冬にもイチョウは生きています。ご紹介するのは、寒い冬に耐えている、そんなイチョウの姿です。

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1403イチョウの冬芽

イチョウは生きた化石といわれています。というのは、現生する種子植物としては最古の部類に入るからということです。イチョウの祖先は、古生代末期のベルム紀に起源を持つ裸子植物ということで、ベルム紀といえば2億年以上も前の話ですから、なんとも木の長い話、いや気の長い話です。
そしてイチョウは雌雄異株で、オスとメスがいます。オスの木から飛んだ花粉はメスの木にたどりつくと、そこで鞭毛をつけた精子となります。イチョウには精子があるんです。ご存知だったでしょうか。
ちなみにイチョウの精子は平瀬作五郎が1896年に発見しました。日本人の世界的発見です。ついでに書いておくと、ソテツの精子は1898年に池野成一郎が発見しました。すごいですねー。

1403イチョウの冬芽

トチ

1403とち

トチが春を迎える準備をしています。トチは、昔々の貴重な食材でした。

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米作が伝わる以前は、古代の人たちはなにを主食にしていたかというと、そのひとつがトチの実でした。しかしトチの実は、そのままではアクが強くて食べられません。そこでトチモチの登場です。福島県内では、会津地方に行くとよく売られているもので、わたしの大好物でもあります。
そのトチの木は、モチ以外にも街路樹になったり公園木になったりします。フランスはパリのシャンゼリゼ通りにはマロニエの街路樹が並んでいますが、マロニエはトチノキと同一人物です。トチノキが日本語、フランス語になると、マロニエです。
そのトチノキ、冬芽はねばねばしているので、すぐわかります。

1403トチの木

ミズキの木の春

1403ミズキ

赤い冬芽が、雪の季節に映えています。色のない季節に、こんな赤い冬芽を見るのは、それだけでうれしい感じがします。

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1403ミズキ

ミズキはやわらかい木で、その名前のとおり、木を切ると水がいっぱい出てきます。水の木。だからミズキという名前がつけられています。

1403ミズキ

この木はなんといっても、みなさんがご存知のところでは「こけし」です。この木はこけしになる木なのです。きっとみなさんのおうちにも、ひとつふたつのミズキから作られたこけしが存在するのではないでしょうか。こけしのほか、印鑑や杖にもなります。
新春におもちをぶらさげて飾る稲穂つけ(いなぼつけと濁って発音することもあるみたいです)には、このミズキの木がないとできあがらないといわれています。

1403ミズキの団子さし

福寿草咲きました

1403福寿草

雪が降ったり凍りついたりと、あいかわらず寒い日が続く川内村ですが、それでも春はわが川内村に、一歩一歩近づいてきています。春を告げるフクジュソウが咲いているのを発見です。川内村にひと足早い春。わくわくしてしまいます。

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フクジュソウの花言葉は「幸福を招く」。その名も福寿の草ですから、なんとも縁起がいい花です。ごぼうのような根っこは強心作用や利尿作用があるとされていますが、そんな科学的なことやら言い伝えや名前ではなく、この花を見れば問答無用で幸せな気持ちになる。だからこそ福寿草という名前がついているんだと思います。
個人のお宅のお庭ですが、小さな春を見つけましたので、道端からそっとのぞかせてもらいました。

1403福寿草

かしわの冬芽

1403かしわ

かしわといえば、かしわ餅やらかしわ手やらと、縁起のいい表現をされることが多い「かしわ」。そのかしわが木になったのがこの「かしわ」です。

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春になって芽が出るまで、前の年につけた葉が残っているのが特徴で、それゆえに「代が続く」「家系が代々続く」といわれ、家を守るため、庭にはかしわの木を1本植えておくといいといわれています。
こんな話、ご存知でしたか? そしてあなたの家のお庭には、かしわの木が植わっていますか?

1403かしわ