川内村観光協会

トチ

1403とち

トチが春を迎える準備をしています。トチは、昔々の貴重な食材でした。

米作が伝わる以前は、古代の人たちはなにを主食にしていたかというと、そのひとつがトチの実でした。しかしトチの実は、そのままではアクが強くて食べられません。そこでトチモチの登場です。福島県内では、会津地方に行くとよく売られているもので、わたしの大好物でもあります。
そのトチの木は、モチ以外にも街路樹になったり公園木になったりします。フランスはパリのシャンゼリゼ通りにはマロニエの街路樹が並んでいますが、マロニエはトチノキと同一人物です。トチノキが日本語、フランス語になると、マロニエです。
そのトチノキ、冬芽はねばねばしているので、すぐわかります。

1403トチの木

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