ショージョーバカマ
やや湿った場所に生えて、4月頃から5月に花が咲く。
根本の部分は、ロゼット状になっている。
(さらに…)
花が中国の伝説の動物の「しょうじょう」に似ているとかで
つけられたみたい。
やや湿った場所に生えて、4月頃から5月に花が咲く。
根本の部分は、ロゼット状になっている。
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かわいい名前だと思いませんか?
このアブラチャンは江戸時代、果実から油をとって灯油として利用したので、
アブラチャンの名がつけられたんです。
紫の美しい花をつけるのがフジ。花を咲かせるのは4月中旬から5月中旬にかけてで、もちろん今は花も休眠中で、寒さにじっと耐えています。でも、フジもやっぱり、春の準備を着々と整えているのですね。
ツツジは春先に花をつける美しい花です。川内村の花はドウダンツツジです。ツツジと川内村は、なかなかのご縁があるようです。ところでこの秋には、こんなことがありました。
サワフタギっていいます。ご存知の方、いらっしゃいましたか? 知らない人が多いのではないかと思うのですが、観賞用植物として、ひそかな人気なのです。そして山では、こんなかわいい紫の実をつけています。
10月末だというのに、梅が咲いていたというお話です。下川内西山橋のすぐそば。第6区集会所のすぐ隣でした。梅の狂い咲き、というやつです。
梅が狂い咲いた数日間は、それまでの寒い日が一転、ちょっとぽかぽかした日が続きました。なので梅も、よもや11月になるなんて思わずに、すっかり春だと思って花を咲かせてしまったものだと思われます。
ところで小春日和ということばがありますが、これってぽかぽかした春の陽気のことじゃないんですね。ご存知でしたか? 小春日和とは、晩秋から晩冬にかけての寒くなりかけたころ、移動性高気圧が幅を利かせて、これでおだやかにあたたかい日のことを言うのです。そう、ちょうど今頃のことなんですね。
春になってぽかぽかしてきてから「いい小春日和だ」なんていうと、それこそ狂い咲きになっちゃいますから、気をつけたいものだと思います。
なんだか、海のヒトデみたいなカタチをしていますが、これで立派な花です。海藻ではありません。しかもその名を聞いて驚かないでください。これはホトトギスといいます。鳥みたいな名前ですが、もう一回言いますが、これは花であります。
朝昼夕の名前がついた花があります。源氏物語などを読むと、人間にも朝昼夕の名前をつけてもらったご婦人がいるようですが、そういう美しいご婦人にはお会いしたことがありません。わたしが昼あんどんと呼ばれている事実はありませんのでおまちがいなく。
さて今回はヒルガオです。アサガオ、ヒルガオ、ユウガオと3つ揃っています。実はアサガオとユウガオは品種改良が盛んに行われていた花です。それがゆえに、日本の夏といえばアサガオ、というほどにポピュラーになったのかもしれません。
それに対して、ヒルガオは改良されたことのない植物の代表格です。アサガオに比べて、ずいぶんほったらかされた印象もありますが、それが逆に、きちんと種を残す結果になったかもしれません。ヒルガオは万葉集にも登場する花ですが、万葉集の時代の美しさと同じ美しさを、今の時代に見ることができているわけです。
アサガオは1年草(寿命が1年)で、ヒルガオは多年草(冬を越しても枯れずに、翌年また花をつける)というちがいもあります。
似ているようで、アサガオ、ヒルガオ、ユウガオの一家もいろいろなのです。