川内村観光協会

鳴きもせず空も飛ばないホトトギス

1308ホトトギス

なんだか、海のヒトデみたいなカタチをしていますが、これで立派な花です。海藻ではありません。しかもその名を聞いて驚かないでください。これはホトトギスといいます。鳥みたいな名前ですが、もう一回言いますが、これは花であります。

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それにしても奇妙なカタチですね。よく見ると、ヒトデの花びらの上に、もうひとつ小さいヒトデがもうひとつ重なっています。ブーメランの二丁拳銃です。しかしこのブーメランのようなカタチの花が、その名前の由来ではありません。若葉や花に斑点模様があるのですが、これが空を飛ぶホトトギスと似ていることからこの名がついたんですね。
ホトトギスは漢字で書くと「杜鵑草」と書きます。
鳥のホトトギスは「時鳥」とか「不如帰」なんて漢字をいただいていたりもしますが、花の方のホトトギスはもっぱら杜鵑草と書かれるようです。いえ、カタカナで覚えていただければじゅうぶんですけれど。

1308ホトトギス