川内村観光協会

アブラチャン

1404アブラハム

かわいい名前だと思いませんか?

このアブラチャンは江戸時代、果実から油をとって灯油として利用したので、
アブラチャンの名がつけられたんです。

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早春、山で黄色の花を見かけたらアブラチャンのことを思い出してください。
煮炊きする時はよく燃えるので、使われたりします。

1404あぶらぶら

ユリワサビ

1404yuriwasa

ユリワサビを見つけました。

茎や葉、花はおひたしになります。

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名前の由来は、
葉や茎を食べた味がワサビに似た味がすること
冬は、根本がユリの球根に似ていることから、ユリワサビの名前になったと言われています。

植物で山地の谷沿いや湿気の多い森林中に生える多年草です。

自然のワサビ?

04ワッサビー

ワサビといったら、静岡県、長野県が有名ですよね。

深山の谷沿いを歩いていたら、点々とワサビが生えていました。

上流でワサビ田をやっている人がいるので、
ここから逃げ出して、増えた?んでしょうか。

かたくり粉とかたくり

1404くりくり

かたくり粉って原料はジャガイモなんですが、
どうしてかたくり粉っていうのか知ってました?

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昔はこのかたくりの地下茎から作られたんです。
それでジャガイモで代用されるようになっても「かたくり粉」と言われているんです。

地下茎は地下40㎝位下にあり、なかなか掘ることも大変ですし、
山には自生地が乱獲されてしまって、なかなか群生地を見ることはできません。

花はあと1週間くらいで咲きます。

フジの冬芽

1402フジの冬芽

紫の美しい花をつけるのがフジ。花を咲かせるのは4月中旬から5月中旬にかけてで、もちろん今は花も休眠中で、寒さにじっと耐えています。でも、フジもやっぱり、春の準備を着々と整えているのですね。

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冬芽とは、冬の芽のことですが、花になる芽と葉になる芽がありますが、これは花になる花芽です。で、花芽と葉芽を総称して、冬の芽を冬芽というのです。
ちなみに冬芽は「とうが」。花芽は「はなめ」。葉芽は「ようが」と読みます。ひらがなで書くと、植物用語はなかなか趣があって風流ですね。

1402フジの冬芽

ウスノキのことを川内村では

1310ウスノキ

ウスノキと申します。その名のとおり、臼の木です。赤い実をご覧ください。先端が、持ちつきの臼みたいに、へこんでいます。それでこの木は臼の木になったということです。でも、川内村ではもうちょっと単刀直入、わかりやすい言い方をしています。

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1310ウスノキ

ウスノキのことを川内村ではなんと呼んでいるか。正解は「へそ」です。臼の木もへそも、どちらも実の形からつけられた名前だと思いますが、へそという名前の付け方に、昔の川内村の人々のまっすぐで純朴で、ちょっとばっかり乱暴な性格が想像できそうな気がして、おもしろいと思うのであります。

鳥の巣ならぬテングス病

1310テングス病

これ、なにに見えるでしょうか? 鳥の巣ではないかとお答えになったあなたは、なかなか自然に親しんでおられる。そう、鳥の巣に見えます。でも鳥の巣じゃないんですね。正解は、木の病気でした。

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テングス病というこの病気は、木の茎や枝が密生してしまう症状です。特にサクラの木はこの病気にかかりやすく、もし発病してしまった場合は、病気になった枝を刈り取って焼却しないといけないという、ややこしい病気です。
高い木の上にできる病気なので、空高くから下界を見下ろしている天狗様にちなんで、天狗巣病と呼ばれています。昔の人も、やっぱりこれはなにかの巣に見えたのでしょうね。