川内村観光協会

はつおが行く!

村の迷・里山博士、秋元はつおが川内村を探検します。世界的にも珍しいもの(ほんとか?)、川内村ならではのほっこり名所、いろいろあります。今後も増えます。はつおさんに、案内してもらいましょう!

いざとなったらウコギを食おう

1312ウコギ

トゲトゲの植物であります。これ、なんだか知ってますか? これを見ただけだとあんまりそそられないかもしれませんが、これがあるだけで命が助かるとなったら、あなたの見る目も変わってくるのではないでしょうか。

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昔々、米沢藩9代藩主に、上杉鷹山公(うえすぎようざん)というお方があらせられました。この殿様、公娼を廃止したり「なせばなるなさねばならぬなにごとも」との言葉を残したりした、、後世にその名が残るえらい方なのですが、ウコギもまた、上杉鷹山公によって戦国時代の歴史に名を残すことになります。そうそう、このとげとげは、ウコギです。
ウコギは、春から初夏にでる新芽がおいしく、おひたしや天ぷら、ご飯などにおいしく利用されています。そのウコギが冬を迎えると、こんな姿になるわけですが、上杉鷹山公とウコギの関係は、江戸時代中期の天明の大飢饉の際に築かれます。鷹山は飢饉に向けて数々の改革を進めていったのですか、そのひとつが、家々の生垣をウコギで作らせるというものでした。平時は生垣、飢饉の時にはウコギを食べて飢えをしのごうという作戦です。作戦は見事に当たり、鷹山とウコギは、一躍男とウコギをあげたのでした。
ウコギをはじめ、こういった非常時に頼りになる植物を救荒植物といいます。荒れた時代を救う植物という意味でしょうが、なんだかジャンヌ・ダルクのようなヒーローみたいな響きです。ウコギがヒーローなのかヒロインなのか(念のため、ジャンヌ・ダルクは女の方です)わかりませんが、願わくばウコギのお世話にならずに暮らし続けられることを祈りつつ、万一に備えるのが昔のひとの教えというものなのでありましょう。

1312ウコギ

一枚滝(四重の滝その4)

1312一枚滝

国道399号線から滑津川をのぼること1.9km。こんな滝がありました。手前の竹やぶにピントがあっていて申し訳ないですが、写真を撮るのはなかなかむずかしいです。

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1312一枚滝

最近のカメラは押せば写りますが、わたしは滝を写したかったのに、カメラは竹やぶを写したかったようで、カメラと意見が合わないとピントも合わないです。竹やぶがきれいになくなってくれれば、滝ももっと見やすくなるし、押すだけでばっちり滝にピントが合うと思うのですが、ちょっと残念なりです。
え? ピントをしっかり確認して写真を撮れって? お恥ずかしい。お年頃だもので、ピントが合っているかどうか、よく見えないのですね。ごめんなさい。
ということで、滝の話です。川内村の川は、川床が一枚岩になっているところが多いのですが、ここは立派な一枚岩の滝です。水が落ちる先(手前ですか?)も一枚岩になっていますから、さぞ岩魚も登りやすいことと思います。竹やぶだらけで近寄れないのでよくわかんないのですが、滝の下には岩魚やカジカがひそんでいそうな、そんな滝です。

夢の中の滝(四重の滝その3)

1312夢の中の滝

国道399号線から1.1km。滑津川みっつめの滝です。この美しさは、見とれていると、そのまま夢の中に連れて行かれそうです。なので夢の中の滝。もちろんはつお命名です。

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滝は三段になっています。なんだか絵になる滝だと思いませんか。流れが微妙に「く」の字に曲がっているのもステキです。ここももっと近づきたいけど、ヤブが盛大に育っていて、川に下りるのは躊躇しました。ヤブさえ払えば、川に下りるのはそんなにむずかしいことではないと思いますが、ヤブを払うのもなかなか骨の折れる作業なのであります。

これ、なんだ?(虫こぶ)

1309虫こぶ

葉っぱについたこの物体、いったいなんだとお思いですか?
これ、ぬるでの葉っぱについた虫こぶです。

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この虫こぶの中には、アブラムシの卵が入っています。アブラムシは、この虫こぶの中で卵から幼虫となり、すくすくと成長し、幼虫になってから外に出てきます。アブラムシの子どもにとって、なんとも住み心地のいい住処なのです。
この虫こぶの中にいる限り、外敵からは身を守れます。そして虫こぶの中には幼虫になるまでの食料まで保管されています。冬眠といわずなんといいましょう、冬育とでもいうのでしょうか(そんなことばはありません。念のため)。春まで虫こぶで生活するアブラムシ、数ある昆虫の中でも、なかなか賢いヤツだといえるでしょう。

うろこの滝(四重の滝その2)

1312うろこ滝

国道399号線からほんの1km。素敵な滝が次々に現れます。この滝、うろこの滝と命名してみました。名前をつけるの、けっこういっしょうけんめいやっているのですが、もっといい名前があったら、教えてくださいね。

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うろこの滝というのは、ほら、ご覧のとおり、魚のうろこみたいな滝だからです。岩の形もおもしろいけど、そんなおもしろい岩から滝のように水が流れ落ちるなんて、これまたおもしろいことです。滝のように、じゃなくて、ほんとの滝なんですけども。
このあたり、滝は美しいけど、ヤブが育っていて、滝の近くまで降りることができません。ヤブ払い突撃隊を結成しないと滝を間近で見られないというのが、残念なところです。

四条の滝(四重の滝その1)

1311四条の滝

滝の写真はなかなか難しいです。これもまたちょっとピンボケですが、有名な戦争カメラマンのロバート・キャパの伝記のタイトルも「ちょっとピンボケ」ですから、わたしもその仲間入りを果たせたのかもしれません。

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この滝は、国道399号線からたった900mです。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、縦に4本の水の流れがあります。4本の流れがあったので四条の滝と名づけてみましたが、今年はなんとかの桜という大河ドラマが人気なので、滑津川のこのあたりに次々に現れる4つの滝を総称して、四重の滝と名づけてみました。よんじゅうではなくて、よえのたきと読んでほしいなんて思います。
11月下旬は水の流れが少ない季節なので、そのせいか水量があんまりなくておだやかな滝です。水量の多い季節だとどうなるのか楽しみなところです。
1日たっぷり時間があったら、この滝の横に粘って、岩魚が跳ねながら上流に上っていくさまを見てみたいと思います。そんなことができるんじゃないかと、わくわくさせてくれる滝なのです。

長城岩

1312長城岩

こんな不思議な岩がありました。長城岩とはわたしの命名ですが、いったいこの岩、誰が、どうやって積み上げたのでしょうね。

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ここは、もちろん人の家があったとか、徳川家康のお城があったとかではありません。なんにもない、ただの川の上流です。しかしここに、こんな岩があります。
誰かが石垣を作るために積み上げたかのような、そんな岩々です。こんな岩が、この周囲10mほどにわたって続いています。中国には人間が作った万里の長城というのがありますが、はつお命名の長城は10mの長城であります。
いつごろ、どんな活動によってこんな岩が生まれたのか、それを考えているだけで、冬の一日はあっという間に暮れていきます。

1312長城岩

もずのはやにえ

1312モズの

とうとう見つけました。これを見つけたくて苦節200年(うそです。苦節4年くらい)。わたしは大喜びです。

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1312モズの

もずのはやにえとひらがなで書くと、なにがなんだかわかんない人もいるかもしれませんね。漢字で書いてみましょう。「百舌の速贄」と書きます。わたしには舌が二枚ありますが(またしてもうそです)、舌が百あると書くのは鳥のモズ、速贄とは速い生贄、ということでしょうか。
モズが虫やかえるを捕まえてきて、小枝に突き刺していきます。日干しにしておいて、あとで食べるのですね。いってみれば、森はモズの食料庫というわけですが、これがなかなか見つけられないのです。
日干しになってしまったかえるにはお気の毒ですが、モズのこんなお仕事、なかなか見つけられるものではありません。

ワラビの大群落

1309ワラビ

このあたり、見渡す限り、ワラビです。これはなかなか壮観です。

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ワラビは、ヤブのない、日当たりのいいきれいなところに出てきます。こういう環境だと、ワラビはどんどん増えて大きな群落を作るものなのですが、この群落はそれにしても見事なのです。

1309ワラビ

ドンドン感激の一日

1312川内ドンドン

12月7日と8日は、村のお祭りでした。わたしもこの日ばかりは山へ行かずにテントの中でお客さまのご案内です。日曜日は朝から雪が降ってちょっと寒い日となりましたが、川内村に進出してきている企業などが所狭しと出展して、なかなかのにぎわいでした。

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日曜日は、ちょっと時間を見つけて、近くを歩いてみました。ほんとは川内優輝選手を置いてけぼりにして健脚ぶりを見せつけたりもしたかったのですが(うそです、ごめんなさい)、わたしが感激したのは、チョコえもんと三宅由佳莉さんでした。
チョコえもんは、宮城県川崎町のゆるきゃらだそうですが、宮城県川崎町といえば支倉常長ゆかりの地でありますが、チョコえもんは川内村のことをテレビで観て、川内村応援のために立ち上がり、役場職員の何名かを引き連れて村までやってきてくれたということです。ちなみになんでチョコえもんなのかといえば、日本人で最初にチョコレートを食べたのが支倉常長だったから、という理由だそうです。支倉常長は伊達政宗の命により、1600年代にヨーロッパをはじめ諸外国に渡った遣欧使節の正使ですから、確かに彼の地で日本人初のチョコレート体験をしたのかもしれません。

1312川内ドンドン

三宅由佳莉さんには、久しぶりに正統派の歌声を聞かせていただきました。今回はオーケストラなどはいらっしゃっていなかったのですが、まるでバックにオーケストラがいるような響きの歌声でした。いいものを聞かせていただきました。ありがとうございます。