川内村観光協会

なんにでもきくウマブドウ(ノブドウ)

1310ノブドウ

なんか、最近やたら人気があるんだそうです。ウマブドウという、なんにでもよくきくという果実です。最近は世の中がうるさいですから、なんでもきくなんていうと怒られてしまうかもしれませんが、聞くところによると、みんなすっかりそういうものだと思っているそうです。

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1310ノブドウ

このウマブドウ、毒ではないんだけど食べることもできないし、子どもにとってはあんまり楽しい実ではありません。ところがこれを焼酎漬けにすると、これがあらまぁ、なんにでもきく薬になるというわけです。
なににきくかというと、しかしなんにでもきくといわれてしまうから、脱帽するしかありません。秋になると、実の色が変わってきて、ご覧の通り美しい三色豆みたいになってます。
正式名というか、学名はノブドウというんで、ウマブドウというのは川内村でだけ使われている名前なのかと思っていましたが、インターネットを見ると、全国で薬功があるとして売られているのを知りました。川内の方言じゃなくて、日本全国、ウマブドウと呼ぶんですね。ウマブドウでもノブドウでも、どっちでもいいんですが、わたしとしては言いなれたウマブドウのほうが、やっぱりしっくり来るような気がします。

乳なるキノコチチタケ

1310チチタケ

なぜか、川内村ではあんまりこれを好きな人はいないみたいなんですが、このキノコ、実はたいへんな人気のキノコです。特に栃木県ではチチタケがマツタケなみに重宝に扱われているそうです。ありがたいキノコなのです。

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1310チチタケ

わたしの親戚に、茨城県に住んでいる者がいます。茨城ですから栃木のお隣ですが、さすがに栃木の影響を受けているのか、やはりチチタケには目がないようです。
しかしここだけの話ですが、わたしはこのキノコを食べたことがありません。好き嫌いというか、食べたことがないのだからうまさもわからない。なんで食べないかというと、チチタケがとれる時期には、ほこのおいしいキノコがいっぱいあって、なかなかチチタケにまで手が回らないということなんです。ぜいたくですね。ごめんなさい。

1310チチタケ

このチチタケ、父さん茸という意味のチチタケではなく、おっぱいの乳茸です。写真のように、チチタケのカサの部分に傷をつけると、白い乳液が出てきます。これがまるで乳のようだということでこの名前になったわけです。

1310チチタケ

天まで続く?続滝

1305続滝

川内村の北西のはずれは、第一区行政区という行政区ですが、なぜかこの行政区だけ、高田島という古い呼び名で呼ばれることが多い、よそと比べるとちょっと変わった行政区です。高田島と呼ばれてはいますが、そういう地名があるわけでなし、バス停と電柱に、かろうじてその名があるくらいなんです。なんで高田島なんでしょうね。
それはさておき、美しい滝です。

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1305続滝

ちょっと見ると、人工の堰のように見えるかもしれません。でも自然の流れです。ここはもう、木戸川のほぼ源流近くになるわけですが、水は豊富で、こんなふうに何段かの滝になって流れていきます。
土地の人(つまり高田島の人、という意味です)はこの流れのことを続滝といいますが、実は続滝というのは、このあたり一帯の地名です。こちらは「高田島」とちがって電話帳にも登場する、ふつうに使われる地名です。
ではいったい、続滝という地名があったからこの水の流れが続滝と呼ばれるようになったのか、はたまたこの滝があったから、周囲が続滝となったのか、さてどちらでしょう? 答えていただいても、正解なのかどうかは教えてあげません。なぜなら、わたしが答えを知らないからです。
ちなみに続滝は「つづきたき」ではなく土地の人は「つづきがたき」と呼んでいます。

知られざる柴曽根の滝

1310柴曽根の滝

不肖はつお、発見いたしました。そして命名いたしました。「柴曽根の滝」。以後、お見知りおき、よろしゅうお願い申します。
どうでしょう、なかなか美しい滝ではございませんか。高塚山に登っている道すがらにあるのですが、車を止めてのぞいていこうなんて人はいないもんだから、美しい滝があるのにはとんと気がついてもらえません。今まで、なんで名前をつけてもらえなかったのか、不思議になってしまう美しさです。
高塚山の北側から高塚山駐車場に向かって登ってきて、頂上手前3kmほど、左カーブの右手にありますから、高塚山にご用の際は、どうぞ見落としのないよう、お願いします。

朱鷺が笛吹きゃトキイロラッパタケ

1310トキイロラッパ

おいしいキノコです。でもあんまり採る人がいないみたいです。こんなことを書いたら、来年はなくなっちゃうかな? 試しに書いてみます。おいしいのもおいしいのですが、本日はその名前について考えるのココロ。これ、トキイロラッパタケといいます。ちょっと長い名前ですが、トキイロとはすなわち、朱鷺色です。朱鷺って、実はこんな色をしているのですよ。
トキイロラッパタケ、いい名前だと思いませんか。

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1310トキイロラッパ

しかしこれ、食べようと思うとなかなかたいへんです。見つけたと思っても、収穫できるのが親指の爪くらい。食べる分だけ集めるのが、けっこう苦労なんです。それだけに、食べた時のおいしさはまた格別なのですけどね。
みそ汁、けんちん汁、煮物、なんでもOKです。さすが、ニッポニア・ニッポンの名前をいただいているキノコです。

山のルビーみっけ(ツルリンドウ)

1310ツルリンドウ

鮮やかな色の実があります。教えられなくても、山のルビーと呼んでみたくなる鮮やかさです。ピンとこない人は、ほんもののルビーを見たことがない人ではないでしょうか。わたしは……、ほんもののルビーに縁はないのですが、山のルビーをよく知っていますから、宝石屋さんでルビーを見ればすぐにわかります。でもわたしは、ルビーの指輪より、手のひらにそっと山のルビーをのせておくほうが好きです。

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1310ツルリンドウ

ちなみに山のルビーとは、わたしの命名です。得意げに山のルビーだ!というと笑われちゃうこともあるかもしれませんが、それは、笑うほうに想像力が欠けているのですから、そっとしておいてください。
この山のルビー、たまに山で出会うと、木に絡まっていたりしていることが多いのですが、この実の鮮やかさを見つけると、山歩きの疲れは一瞬にして吹き飛んでしまいます。

ウシコタケクロカワちがう名の同じ味

1310ウシコタケ

このキノコは、おいしいです。そして、マツタケより数が少ないです。わたしなんか、せっせと山を歩いても、めったにとれません。貴重なキノコですが、本日はみなさんにご紹介します。

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ウシコタケと紹介して、なんだかわかんない顔をする方は、おそらく関東の方ではないでしょうか。いや、そもそもキノコを知らない人は別ですけども。
ウシコタケというのは、どうやらこのへんの呼び名のようです。福島弁でしょうか、双葉郡弁でしょうか。川内だけでなく、もう少し広範囲に使われている名前が、ウシコタケだと思われます。共通語では、クロカワって呼ばれています。
どうしてウシコタケと呼ぶかって? それはこのキノコ、上から見ると牛の背中に見えるからです。牛の背中が、おいしいキノコに見えるようになったら、キノコ名人としてホンモノです(という言い伝えは残念ながらありません)。

1310ウシコタケ

カワウのテイクオフ

1310カワウ

川面にじっとたたずむ水鳥。これはカワウといいます。「はつおが行く」で紹介させていただいているものには植物が多いのですが、それはひとつには、植物は動いていないから、写真が撮りやすいからです。ご存知のように、鳥は飛びますから、はつお名カメラマンも、なかなか撮りきれません。
しかし今回は撮れたのです。美しいカワウの離陸です。一瞬を切り取る名カメラマン、秋元はつおがお届けします。

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1310カワウ

それにしても、カワウのウは鵜と書きますが、どうして「弟鳥」なのでしょう?そういう名前にするからには兄がいるのか、妹や姉さんはいるのか。両親の顔も見てみたいものであります。
しかしてこの「ウ」ですが、魚にしてみたら大敵。狙った獲物は逃がさない。だから長良川では鵜を使って魚とりをするのですね。わたしも狙った獲物を逃がさない名カメラマンになるべく、がんばります。
それにしても、最近は川内村にもウの姿が多いです。20年ほど前はめったに見かけなかったのですが、今では川はもちろん、平伏沼にもその姿が認められます。どうしてこんなに増えちゃったのでしょう? ウの家族の消息とともに、ご存知の方がいらっしゃったら、教えてください。

1310カワウ

250年のお疲れさま(アカマツ)

1310アカマツの立ち枯れ

自然界はおもしろいです。アカマツもこうなると、老木とか枯れ木というより、芸術作品に見えてきます。こういう出会いがあるので、山歩きはやめられません。

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アカマツは幹が枯れても芯の部分は半永久的に腐らずに残る木です。このアカマツ、芯の太さから推定すると、樹齢はざっと250年以上です。となると、この木が誕生したのは、徳川幕府の絶頂期の頃でしょうか。江戸時代から明治、大正、昭和と時代を見つめ続けてきたアカマツです。
なんで芯を見ただけで樹齢の想像がつくのかとお疑いの方がいらっしゃるかと思います。実はわたし、少々ですが山を持っていまして、その山の木を切りました。その木が、おんなじような感じで年輪を数えたら230年だったのです。
立ち枯れたアカマツには、それを養分として他の植物が着床して生を灯し始めています。こうして時代は巡り、新しい時代を見つめていく次世代の木も生まれてくるのでしょう。

1310アカマツの立ち枯れ

川内村もスポーツの秋

1310グランドゴルフ

花やキノコばっかり紹介していて、はつおには人間の友だちがいないんじゃないか、なんて心配をされてるかもしれないと思い、きょうは川内村の愛すべきじっさま、ばっさまをご紹介いたします。とっても楽しそうにグランドゴルフをされるお仲間たちです。「撮ってもいいかい?」とお伺いをたてると、快くOKをくれました。

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1310グランドゴルフ

このご年代の皆さまには、グランドゴルフのほかに、ゲートボールというすてきなスポーツを楽しまれておられる方々もいらっしゃいます。グランドゴルフとゲートボールと、どっちがどう楽しくて、どうちがうのかは正直わたしにはよくわかりません。はつおは、まだ若いのだ、ということにしておいてください。
写真を撮っている間に、おふたりから話を伺うことができました。ご存知の通り、川内村は2011年3月に全村民をあげて村から郡山市などへ向けて避難をしました。しかしその避難中のお話し、慣れぬ生活、慣れぬ居住空間で、すっかりノイローゼになってしまわれたということです。それで避難先を抜け出して川内村に一時帰宅。先に村にいたなつかしい仲間に誘われてグランドゴルフに参加したら、あら不思議、ノイローゼは一発で治っちゃったということです。
グランドゴルフがすごいのか、川内村がすごいのか。じっちばっぱには、いつまでも元気でグランドゴルフを楽しんでいただきたいと思いました。