秋になれば首を伸ばす麒麟かな(アキノキリンソウ)
わたしはこの花が大好きです。名前に「秋」がついていることからもわかるように、秋になると黄色いかわいい花をつけるのですが、この花が咲き始めると、わたしはとある活動を始めます。それはなにか。ないしょです。
わたしはこの花が大好きです。名前に「秋」がついていることからもわかるように、秋になると黄色いかわいい花をつけるのですが、この花が咲き始めると、わたしはとある活動を始めます。それはなにか。ないしょです。
みなさんが、木の実を食べるようになったのは、最近のことではないでしょうか。
最近、直売所などで、この実をたまに見かけるようになりました。前は山で見かけても知らんぷりして通りすぎる人が多かったんです。
なんともおいしそうなキノコを見つけました。しかし油断がならないのが、山とキノコです。女性も油断がならないとよく聞きますが、それについてはノーコメントとしておきます。
なんか、最近やたら人気があるんだそうです。ウマブドウという、なんにでもよくきくという果実です。最近は世の中がうるさいですから、なんでもきくなんていうと怒られてしまうかもしれませんが、聞くところによると、みんなすっかりそういうものだと思っているそうです。
このウマブドウ、毒ではないんだけど食べることもできないし、子どもにとってはあんまり楽しい実ではありません。ところがこれを焼酎漬けにすると、これがあらまぁ、なんにでもきく薬になるというわけです。
なににきくかというと、しかしなんにでもきくといわれてしまうから、脱帽するしかありません。秋になると、実の色が変わってきて、ご覧の通り美しい三色豆みたいになってます。
正式名というか、学名はノブドウというんで、ウマブドウというのは川内村でだけ使われている名前なのかと思っていましたが、インターネットを見ると、全国で薬功があるとして売られているのを知りました。川内の方言じゃなくて、日本全国、ウマブドウと呼ぶんですね。ウマブドウでもノブドウでも、どっちでもいいんですが、わたしとしては言いなれたウマブドウのほうが、やっぱりしっくり来るような気がします。
なぜか、川内村ではあんまりこれを好きな人はいないみたいなんですが、このキノコ、実はたいへんな人気のキノコです。特に栃木県ではチチタケがマツタケなみに重宝に扱われているそうです。ありがたいキノコなのです。
わたしの親戚に、茨城県に住んでいる者がいます。茨城ですから栃木のお隣ですが、さすがに栃木の影響を受けているのか、やはりチチタケには目がないようです。
しかしここだけの話ですが、わたしはこのキノコを食べたことがありません。好き嫌いというか、食べたことがないのだからうまさもわからない。なんで食べないかというと、チチタケがとれる時期には、ほこのおいしいキノコがいっぱいあって、なかなかチチタケにまで手が回らないということなんです。ぜいたくですね。ごめんなさい。
このチチタケ、父さん茸という意味のチチタケではなく、おっぱいの乳茸です。写真のように、チチタケのカサの部分に傷をつけると、白い乳液が出てきます。これがまるで乳のようだということでこの名前になったわけです。
おいしいキノコです。でもあんまり採る人がいないみたいです。こんなことを書いたら、来年はなくなっちゃうかな? 試しに書いてみます。おいしいのもおいしいのですが、本日はその名前について考えるのココロ。これ、トキイロラッパタケといいます。ちょっと長い名前ですが、トキイロとはすなわち、朱鷺色です。朱鷺って、実はこんな色をしているのですよ。
トキイロラッパタケ、いい名前だと思いませんか。
下川内割山に、ちょっと目を引くものがあります。ご覧のとおりのツリーハウスです。富岡と川内村、ひいては海の地域と内陸の中通り地域を結ぶ動脈である県道36号線のすぐ脇にありますから、これを見ている人は少なくないはずです。
このツリーハウスのすぐ隣には、山の幸直売所がありました。震災まで直売所は営業していて、ツリーハウスにもときどき出入りがあって、楽しい時間を過ごしていました。
今、直売所の付近は人が寝泊まりしていけない、旧警戒区域となっています(2013年10月現在)。ツリーハウスも使われることはありません。原発事故がなければ、いまずもツリーハウスの上から楽しい声が聞こえてきているはずだったのに、なんとも残念なことです。
ツリーハウスは今もそこにありますが、昔日を知る村人にとって、これは幻のツリーハウスです。
鮮やかな色の実があります。教えられなくても、山のルビーと呼んでみたくなる鮮やかさです。ピンとこない人は、ほんもののルビーを見たことがない人ではないでしょうか。わたしは……、ほんもののルビーに縁はないのですが、山のルビーをよく知っていますから、宝石屋さんでルビーを見ればすぐにわかります。でもわたしは、ルビーの指輪より、手のひらにそっと山のルビーをのせておくほうが好きです。