川内村観光協会

秋になれば首を伸ばす麒麟かな(アキノキリンソウ)

1310アキノキリンソウ

わたしはこの花が大好きです。名前に「秋」がついていることからもわかるように、秋になると黄色いかわいい花をつけるのですが、この花が咲き始めると、わたしはとある活動を始めます。それはなにか。ないしょです。

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1310アキノキリンソウ

いえいえ、別にやましいことをしているわけではありませんが、人知れずやりたいこともあるものです。わたしのことですから、ギャンブルとか酒を飲んだりすることではありません。そういうのは、秋にならなくてもいつだってできます。
最近では、似たような花をつけるセイタカアワダチソウが幅を利かせていますが、あちらは外来種です。わたしは日本人ですから、このアキノキリンソウが大好きです。

松の木ばかりが松じゃない(マツブサ)

1310マツブサ

みなさんが、木の実を食べるようになったのは、最近のことではないでしょうか。
最近、直売所などで、この実をたまに見かけるようになりました。前は山で見かけても知らんぷりして通りすぎる人が多かったんです。

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最近じゃ、これを焼酎漬けにして楽しむ人が多いみたいですね。見た目はブドウに良く似ていますが、ブドウとはちょっとちがう種類です。ツル科の植物というところは共通していますが。
食べると、松の木の香りがします。そして、なかなかおいしいんです。

1310マツブサ

毒きのこ参上(ネズミシメジ)

1310ネズミシメジ

なんともおいしそうなキノコを見つけました。しかし油断がならないのが、山とキノコです。女性も油断がならないとよく聞きますが、それについてはノーコメントとしておきます。

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1310ネズミシメジ

これ、ネズミシメジといいます。シメジと名がつくのならおいしそうな気がしますが、ちがうんですね。これ、毒きのこです。食べたことがある人、いますか? お腹こわさなかったですか?
キノコは危ないですから、キノコを収穫したときには、詳しい人に鑑定してもらってくださいね。わたしのところに持ってきたひとに「これは毒きのこだ」なんてうそをついて、こっそり自分だけでおいしい思いをするなんてことは断じて考えておりません。えへん。

1310ネズミシメジ

なんにでもきくウマブドウ(ノブドウ)

1310ノブドウ

なんか、最近やたら人気があるんだそうです。ウマブドウという、なんにでもよくきくという果実です。最近は世の中がうるさいですから、なんでもきくなんていうと怒られてしまうかもしれませんが、聞くところによると、みんなすっかりそういうものだと思っているそうです。

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1310ノブドウ

このウマブドウ、毒ではないんだけど食べることもできないし、子どもにとってはあんまり楽しい実ではありません。ところがこれを焼酎漬けにすると、これがあらまぁ、なんにでもきく薬になるというわけです。
なににきくかというと、しかしなんにでもきくといわれてしまうから、脱帽するしかありません。秋になると、実の色が変わってきて、ご覧の通り美しい三色豆みたいになってます。
正式名というか、学名はノブドウというんで、ウマブドウというのは川内村でだけ使われている名前なのかと思っていましたが、インターネットを見ると、全国で薬功があるとして売られているのを知りました。川内の方言じゃなくて、日本全国、ウマブドウと呼ぶんですね。ウマブドウでもノブドウでも、どっちでもいいんですが、わたしとしては言いなれたウマブドウのほうが、やっぱりしっくり来るような気がします。

乳なるキノコチチタケ

1310チチタケ

なぜか、川内村ではあんまりこれを好きな人はいないみたいなんですが、このキノコ、実はたいへんな人気のキノコです。特に栃木県ではチチタケがマツタケなみに重宝に扱われているそうです。ありがたいキノコなのです。

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1310チチタケ

わたしの親戚に、茨城県に住んでいる者がいます。茨城ですから栃木のお隣ですが、さすがに栃木の影響を受けているのか、やはりチチタケには目がないようです。
しかしここだけの話ですが、わたしはこのキノコを食べたことがありません。好き嫌いというか、食べたことがないのだからうまさもわからない。なんで食べないかというと、チチタケがとれる時期には、ほこのおいしいキノコがいっぱいあって、なかなかチチタケにまで手が回らないということなんです。ぜいたくですね。ごめんなさい。

1310チチタケ

このチチタケ、父さん茸という意味のチチタケではなく、おっぱいの乳茸です。写真のように、チチタケのカサの部分に傷をつけると、白い乳液が出てきます。これがまるで乳のようだということでこの名前になったわけです。

1310チチタケ

知られざる柴曽根の滝

1310柴曽根の滝

不肖はつお、発見いたしました。そして命名いたしました。「柴曽根の滝」。以後、お見知りおき、よろしゅうお願い申します。
どうでしょう、なかなか美しい滝ではございませんか。高塚山に登っている道すがらにあるのですが、車を止めてのぞいていこうなんて人はいないもんだから、美しい滝があるのにはとんと気がついてもらえません。今まで、なんで名前をつけてもらえなかったのか、不思議になってしまう美しさです。
高塚山の北側から高塚山駐車場に向かって登ってきて、頂上手前3kmほど、左カーブの右手にありますから、高塚山にご用の際は、どうぞ見落としのないよう、お願いします。

朱鷺が笛吹きゃトキイロラッパタケ

1310トキイロラッパ

おいしいキノコです。でもあんまり採る人がいないみたいです。こんなことを書いたら、来年はなくなっちゃうかな? 試しに書いてみます。おいしいのもおいしいのですが、本日はその名前について考えるのココロ。これ、トキイロラッパタケといいます。ちょっと長い名前ですが、トキイロとはすなわち、朱鷺色です。朱鷺って、実はこんな色をしているのですよ。
トキイロラッパタケ、いい名前だと思いませんか。

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1310トキイロラッパ

しかしこれ、食べようと思うとなかなかたいへんです。見つけたと思っても、収穫できるのが親指の爪くらい。食べる分だけ集めるのが、けっこう苦労なんです。それだけに、食べた時のおいしさはまた格別なのですけどね。
みそ汁、けんちん汁、煮物、なんでもOKです。さすが、ニッポニア・ニッポンの名前をいただいているキノコです。

幻のツリーハウス

1310ツリーハウス

下川内割山に、ちょっと目を引くものがあります。ご覧のとおりのツリーハウスです。富岡と川内村、ひいては海の地域と内陸の中通り地域を結ぶ動脈である県道36号線のすぐ脇にありますから、これを見ている人は少なくないはずです。
このツリーハウスのすぐ隣には、山の幸直売所がありました。震災まで直売所は営業していて、ツリーハウスにもときどき出入りがあって、楽しい時間を過ごしていました。
今、直売所の付近は人が寝泊まりしていけない、旧警戒区域となっています(2013年10月現在)。ツリーハウスも使われることはありません。原発事故がなければ、いまずもツリーハウスの上から楽しい声が聞こえてきているはずだったのに、なんとも残念なことです。
ツリーハウスは今もそこにありますが、昔日を知る村人にとって、これは幻のツリーハウスです。

山のルビーみっけ(ツルリンドウ)

1310ツルリンドウ

鮮やかな色の実があります。教えられなくても、山のルビーと呼んでみたくなる鮮やかさです。ピンとこない人は、ほんもののルビーを見たことがない人ではないでしょうか。わたしは……、ほんもののルビーに縁はないのですが、山のルビーをよく知っていますから、宝石屋さんでルビーを見ればすぐにわかります。でもわたしは、ルビーの指輪より、手のひらにそっと山のルビーをのせておくほうが好きです。

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1310ツルリンドウ

ちなみに山のルビーとは、わたしの命名です。得意げに山のルビーだ!というと笑われちゃうこともあるかもしれませんが、それは、笑うほうに想像力が欠けているのですから、そっとしておいてください。
この山のルビー、たまに山で出会うと、木に絡まっていたりしていることが多いのですが、この実の鮮やかさを見つけると、山歩きの疲れは一瞬にして吹き飛んでしまいます。

下川内橋

新シリーズ(勝手に始めました)。
川内村の橋シリーズです。
最初はこれ。

1310下川内橋

下川内にあるから下川内橋。でももうお忘れの方も多いと思いますが、下川内というのは、旧村名です。川内村は明治22年に上川内村と下川内村が合併してできた村です。橋の名前も、そんなことを考えると感慨深いものがあります。
橋の欄干を通して向こうに見えるのは、震災後にできた野菜工場です。