ヨッツズミという名のガマズミ
果実酒などの材料とする木の実です。焼酎に漬けるとなかなかおいしいのです。
ガマズミの実がほしいけれど、どこにありますか?とよく聞かれたものでした。みんな、この実がほしいのですね。
果実酒などの材料とする木の実です。焼酎に漬けるとなかなかおいしいのです。
ガマズミの実がほしいけれど、どこにありますか?とよく聞かれたものでした。みんな、この実がほしいのですね。
11月14日に、高塚山のてっぺんに登ってきました。ここは川内村にふたつある、標高1000メートル以上の山のひとつです。ちょうど前日に降ったものらしく、山は白い姿で迎えてくれました。
秋もそろそろ終わります。2013年の秋の終演を惜しむように、シーズン最後のキノコが出てきました。このキノコ、その名をシモフリシメジといいます。いい名前だと、わたしは思います。
以前、クドフジとしてご紹介しましたが、これがクズでございます。立派に成長して、木にからみついて、クズとしての使命を全うしようとしています。まったく、やっかいなツルなのです。日本の国鳥であるツルとは同じ名前にして、ベツモノです。
黒くて、木に巻き付いている植物、クズ。まきついておいて自分の葉を茂らせ、まきつかれたほうの木は枯れてしまいます。植林地などでは大きな損害になりますから、ほうっておけません。これがまた、除草剤などでは簡単に始末ができない代物です。
クズは種で増えますが、何年も育ってくると黒く太くなってきます。木も森も、クズにがんじがらめに縛られて息も絶え絶えになってしまいます。困ったものです。
しかしこんなクズでも有益な一面があります。風邪薬になったり、粉にして葛餅になったりするのです。なんでも、一方から見ていては、ほんとうのところはわかりません。
ちなみに、以前ご紹介したのは「きらわれっ子世の役に立つクドフジ」でした。
あまり珍しくない、どこにでもある樹木です。カマツカといいますが、これは学名。例によって川内村のみなさんは学名などではなく、自分たちオリジナルの、親しみやすい名前で呼んでいます。
秋といえばキノコの季節ですが、秋でもないのに1年中出るのがヒラタケです。ムキタケとよく似ていて、まちがえちゃう人もいるかもしれません。ヒラタケもムキタケもどちらもおいしいキノコですから、まちがえたって大きな問題ではないのですが、おんなじようによく似たキノコで毒キノコとされているものもありますから、油断もスキもありません。
黒い石ころみたいに見えますが、キノコです。地下に埋没している木材などから発生します。汁物やごはん、けんちん汁や天ぷらなど、いろんな食べ方でおいしくいただけます。
川内村では、このハタケシメジのことを草シメジと呼んでいます。川内村だけでなく、比較的広い地域で、草シメジという名前は親しまれているようです。臭シメジではないので、まちがえないでくださいね。
おがくずを捨てたようなところとか、山から切り出してきた木を集積しておいたところとか、そんなところからいっぱい出てきます。
秋だけでなく、春にも出てきますから、春眠暁を覚えずなんて悠長なことを言っていられません。おいしいキノコをとるには、少々の苦労はつきものなのです。
ショウブの仲間でセキショウと申します。漢字で書くと石菖になります。もぞもぞとした草だとお思いでしょうが、これがなかなか役に立ちます。神経痛や通風をお持ちなら、ぜひ覚えておいてください。
薬草として使われるのは、根茎の部分です。これ、サウナにも登場することがあります。床にセキショウの葉をサウナ室の床に敷きつめて、サウナの高温で蒸すようにします。するとセキショウの薬用効果がサウス室に充満するように出てくるというわけです。
熱であぶりだされるのはテルペンという物質だそうで、これが鎮痛効果をもたらします。セキショウ・サウナに入れば、この鎮痛効果を皮膚や呼吸器からからだに吸収することになるわけです。すごいですねー。
セキショウは川のほとりで見られます。これも、水場の近くで見つけました。
ウスノキと申します。その名のとおり、臼の木です。赤い実をご覧ください。先端が、持ちつきの臼みたいに、へこんでいます。それでこの木は臼の木になったということです。でも、川内村ではもうちょっと単刀直入、わかりやすい言い方をしています。
これ、なにに見えるでしょうか? 鳥の巣ではないかとお答えになったあなたは、なかなか自然に親しんでおられる。そう、鳥の巣に見えます。でも鳥の巣じゃないんですね。正解は、木の病気でした。