川内村観光協会

ヘクサムシ

1401カメムシ

本日の観光協会、はつおの部屋をご訪問のお客様です。これがなかなか厄介者であります。本名はカメムシさんですが、川内村ではその高貴な芳香から、ヘクサムシなどと呼ばせていただいています。

ヘクサムシは方言というか、全国あちこち広く呼ばれている名称で、もっと単純にクサムシなどと呼ばれることもあります。屁臭虫、臭虫ということだと思いますが、けっしてオナラの匂いがするわけではなく、もっと異質で強烈な臭気です。
もちろん、昆虫の常で、元気に活動するのは春から秋までで、この季節は死んだように眠っているのがふつうです。この秋には、震災いらい初めて収穫したお米がカメムシ被害を受けていることで、新聞紙上にも登場しました。
冬になると、カメムシは動きを止めて、じっと寝ています。快適な寝床を確保したムシはいいのですが、安眠場所を確保できていないヘクサムシは、あたたかい家をめがけて飛んできて、どこからともなく闖入して家の中でひそんでいることが多いのです。寒ければそのまま冬眠していますが、ときに暖かい日があったり暖房をつけたりすると、部屋の中をぶんぶんと飛び回って、つかまえようなどとしようものなら、悪臭を発して人間をいじめるのです。
カメムシの撃退方法はいろいろあって、どれも失敗すると悪臭に見舞われてしまうのですが、はつおお勧めの撃退方法としては、テープに貼り付けにしてゴミ箱にぽいしてしまうことです。おかげで、テープの消費量がちょっと増しています。困ったもんだよ、ヘクサムシ。

1401カメムシ

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