川内村観光協会

中山宿駅ここにあり

1401中山宿看板

川内村には不思議なものがあります。そんな不思議を、みなさまにお届けするのが、わたくしはつおの使命です。がんばります。本日は、駅の看板の巻。これも大事にしている人がいるのであります。

中山宿駅。郡山駅から磐越西線に乗り換えて会津若松方面に向かうと、猪苗代の近くにこういう名前の駅があります。無人駅で、利用する人もほとんどいないと思われますが、中山宿という名前の通り、かつてここは宿場であって、交通の要所でもありました。そしてこの中山宿駅は、今では珍しくなったスイッチバック式の駅でした。ここがいかに勾配(傾斜)のきつい峠越えであったかということがわかります。
当時の貴重な写真を紹介してくれている方がいらっしゃいました。「なめくじ会の鉄道写真館」という、鉄道の好きな方のサイトです。こちらに「磐越西線中山宿」というページがあります。こちらに、現役時代とおぼしき看板がありますから、比べてみてください。文字の形が少しちがうので、同じものではないようですが、当時の看板は手書きだったかもしれず、同じ時期のものだった可能性もあります。
このスイッチバックだった中山宿は、1997年に廃止となって現在に至っています。今でも保線用の線路としてスイッチバックの線路は一部残っているようで、興味のある方が歴史探訪に訪れているようです。
川内村のおもしろいものを紹介するつもりが、すっかりよそのお話をしてしまいました。開き直って、本日は地図も中山宿駅を表示しておきます。

緯度37.49585559989292 経度140.21966457366943

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