川内村観光協会

オオバタネツケバナの香り

1312オオバタケツケバナ

清流に育つ水草がオオバタネツケバナです。刺し身のツマなどでみなさんの目に触れることも少なくないと思うのですが、このあたりでは意外にその存在は知られていませんし、あんまり食べる人もいないのではないかと思われます。
四国地方では、その名をていれぎなどというようですが、それもまた、このあたりのみなさんには知られていないと思います。

クレソンというとご存知の方は多いと思います。クレソンは別名で、正しくはオランダガラシというんですね。このクレソンよりこちらのオオバタネツケバナの方が香りが強く、生で食べるのが一番おいしいとわたしは思います。
おひたし、生食、天ぷら、炒めものとなんでもござれ。四国松山では、こんな有能な草を大事にしていて、松山が故郷である歌人、かの正岡子規もこんな句を残しています。

秋風や 高井のていれぎ 三津の鯛 

緯度37.35018878814216 経度140.79713344573975

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