川内村観光協会

むきむきムキタケ

1311ムキタケ

ムキタケといいます。ムキムキマンの親戚ではないのですが、さて、なんでこんな名前になったのか、ご存知でしょうか?
このキノコ、煮たり茹でたりすると、キノコの皮がすぐむけるんです。だからムキタケというんですね。

1311ムキタケ

ムキタケは、食べられます。ブナなどの落葉樹の大木の、それも枯れた木に宿って出てくるのがふつうなので、たいてい山の奥のほうで生息しています。なのでなかなか見つけられません。実はわたし、この年になるまでムキタケを野生の状態でみることがなかったくらいです。
ひとつには、このキノコ、秋のほんの2週間くらいしか出ていないんです。たとえば一般にお値打ちとされているマツタケなどは、1ヵ月半くらい出ていますから、たとえ数が少なくても、目の色を変えて探す人の目に触れるチャンスも増えるわけです。ある意味、マツタケ以上に貴重なキノコ、ともいえます。
しかもこのムキタケは、たいへん珍しいことに、川に倒れかかった木から出ていました。川からの湿気や、いろんな条件がムキタケにちょうどよかったのだと思います。珍しいこと珍しいことで、わたしは満足でした。
このムキタケ、わたしは栽培品を食べたことはあります。なので味は知ってます。とてもおいしいキノコです。山には珍しくても、お店には並んでいますから、食べてみてください。

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