川内村観光協会

源氏物語の生みの親?(ムラサキシキブ)

1310ムラサキシキブ

その名の通り、紫色の紫式部です。平安時代の名作、かの源氏物語の作者と同姓同名ですが、もちろん偶然ではありません。歴史をつくった女流歌人にたとえられてこの名になったのです。

1310ムラサキシキブ

紫色がきれいなので、園芸店などでは必ず置いてある人気商品です。紫の実は葉がすっかり落ちても残っているので、生け花の素材にも使われます。風流を地で行く草木で、さすが紫式部の名前も納得です。
都会では珍しいともいわれますが、川内ではあちこちにあって、珍しいものではありません。道路沿いのこの実がこぼれんばかりに実っている光景は、それはそれは見事なのであります。
紫式部の肖像画は2000円札にもちょっと登場しているらしいのですが、高額紙幣に縁がないわたしは、こちらの紫式部さんにはとんとお目にかかっておりません。秋のうちに、こちらのムラサキシキブの美しいお姿をたっぷり拝見しておきたいと思っています。

緯度37.35288 経度140.802451

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