川内村観光協会

サルも大好き、サルナシの実

1308サルナシ

なんで山に入るの?と聞かれますが、そりゃ、四季それぞれにおいしいことがあるからです。そして秋はこれ。サルナシの実や山ぶどうの実が、わたしを待っています。おいしいんです。これが。

1308サルナシ

サルナシは、川内村のこのあたりではコクアといいます。なんでコクアというのかはわかりません。小さい頃からコクア、コクアと聞いて育っていますから、問答無用です。どうやらコクアとは、サルナシの実のことをいうのだそうですが、はつお少年が受けた川内野山学校の知識では、コクアとはサルナシそのものだったような気がします。

1308サルナシ

コクア、サルナシの実は、わたしの大好物ですが、わたしだけではありません。クマやサル、スズメバチもこの実が大好物です。最近、サルやクマが人里に降りてくるという話をよく聞きますが、山からサルナシや山ぶどう、ドングリが姿を消していっているという証なのだと思います。
サルナシの実のビタミンCはレモンの10倍! クマもサルも、きっとそれをよく知っているのでしょうね。
ところでサルナシの名前は、そのサルに由来するという説があります。サルがサルナシの実を持って帰って大事に保管しておった。持ち主のサルがそれを忘れてしまったのか、保管されているサルナシを発見した村人がおりました。するとそのサルナシは、見事に発酵して酒になっていたのでした。
それからその実はサル酒と呼ばれるようになり、いつのまにかなまってサルナシになったということです。
今では、サルナシを材料に酒を作るような好き者もいなくなりましたが、ワインを作ったり、サルナシの実をつけて果実酒を作る人はいるようです。

“サルも大好き、サルナシの実” への1件のフィードバック

  1. 小澤康男 より:

    サルナシの実で未完熟で果実酒を作るため、2キロ予約注文できますか?
    値段はいくらで、支払方法を知りたいです。

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