川内村観光協会

ムカデみたいなミツデです

130717ミツデ楓

ミツデカエデ、漢字で書くと三手楓になります。葉っぱが3枚セットになっていて、三手になっているからこの名前がついたものと思われますが、わたしとしては、カエデというところに注目してみたいです。日本全国に分布する木なのですが、川内村では、少なくとも私は、ここ以外では見つけられていません。

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130717ミツデ楓

この木、新芽は赤くて、まるでウルシが出たように見えるんです。これだけを見たら、わたしだったらカエデではなく、ウルシの仲間にしてしまうでしょう。葉の形もそういえばウルシに似ています。しかし花と実を見ると、これがカエデの仲間だというのもうなずけます。なんでも、最近ではカエデの仲間でなく、ムクロジ科という種族に属するとしているらしいです。学術的な話は、私にはよくわかりません。

130717ミツデ楓

見に行ったのがちょっと遅くて、花の時期は過ぎていました。そして実が実っていましたが、こんなのです。虫がいっぱいたかっているようで、びっくりですが、これがミツデカエデの正しい姿です。よーく見ると、三対ほどの実がついているのですが、おわかりでしょうか。三つでなく、もっと多かったりもするのですが、これが三手の名前の由来です。

こちらは、福島第一原発20km圏内の居住に制限のある地域ですが、放射線量を計測すると0.238μSv/hと、村内の20km圏外の地域と変わらない数値でした。20km圏内でも、いろいろです。