川内村観光協会

ツリバナ

山地に生えるニシキギ科の落葉低木です。 

葉は対生し、5〜6月頃に葉腋から長さ6~15cmの花柄を出し、直径6〜7mmの淡緑色の5弁花を開きます。この様子から和名がつけられています。

さく果は熟すと5裂し,朱赤色の仮種皮に包まれた種子が覗きます。

(写真:ツリバナの果実)

9月の西入口コースのツリバナ

撮影日時:9月
撮影場所:西入口コース

キバナアキギリ

キバナアキギリは本州・四国・九州に分布する多年草。丘陵地帯から山地にかけての、明るい夏緑広葉樹林や林縁などに生育し、適潤地からやや湿った場所に生育することが多い。初秋の山歩きでは、谷沿いの道ばたなどでよく出会う植物の一つである。短い地下茎があり、群生することが多い。茎は四角形で高さ20~40cm、毛が多い。

9月の西入口コースのキバナアキギリ

撮影日時:9月
撮影場所:西入口コース

ヤマハッカ

ヤマハッカは北海道から九州、朝鮮・中国に分布する多年草。暖温帯から冷温帯の里山の谷筋や林縁、里地周辺の草原、山地草原などに広く生育する。8月から10月にかけて青紫色の花を咲かせる。長く伸びた花序のそれぞれの場所にツボミと花殻があり、どの部分にも開花している花があるので長い期間、美しい花を見ることができる。

顎はほぼ等しい5歯がある。花冠を正面から見ると4裂しており、周辺に比べて濃い青紫色の斑点がアクセントになっている。

9月の西入口コースのヤマハッカ

撮影日時:9月
撮影場所:西入口コース

ノアザミ

アザミ(薊)は、キク科アザミ属 及びそれに類する植物の総称。標準和名を単にアザミとする種はない。
スコットランドの国花。

日本では100種以上あるとされるが、現在も新種が見つかることがある。
ノアザミ:春のアザミは大体これと考えてよい。
ナンブアザミ :本州中北部では普通。
ノハラアザミ:秋に花を咲かせる。本州中部地方 以北の山地。
など

9月の西入口コースのノアザミ

撮影日時:9月
撮影場所:西入口コース