川内村観光協会

ナツハゼ

ツツジ科スノキ属 樹高:1~3m 花期:5~6月

枝先に赤みを帯びた褐色の小さな花を多数つける。花形は鐘形で径約5mm弱。下向きに先を少し開く。

果実は径約5mm弱のマル形果で、8~10月には黒く熟す。
表面には光沢があり、甘酸っぱい液果で食べられる。

*別名(通称)ヤマオトコ 果実に鉢巻状形あり。

*名の由来:秋になると真赤に紅葉し、葉色がハゼノキに似て、夏に花が咲くのでこの名がある。

西奥9月のナツハゼ

撮影日時:9月
撮影場所:奥コース

アオハダ

日当たりの良い山地に自生する。

高さ10~15mになる落葉高木で樹皮は灰白色。
5月から6月に短枝の先に直径4ミリ程度の花を1~2個付ける。
葉は4~7センチの卵形~広卵形で、先は短く尖り、浅い鋸歯がある。
枝は長枝と短枝があり。長枝では葉は互生するが、短枝に付く葉は数枚が輪生状となる。
葉の表面には細かい毛がある 。
果実は直径7ミリの球形で熟すと赤くなる。

西奥9月のアオハダ

撮影日時:9月
撮影場所:奥コース

ナツハゼ(通称:ヤマオトコ)

ナツハゼは北海道から九州、朝鮮・中国に分布する落葉の低木。
各地の丘陵地、明るい二次林に生育する。主にアカマツ二次林に生育し、尾根などで多い。

葉には荒い毛があり、触るとざらつく事が、よい区別点である。

秋には果実が黒色に熟し、食べられる。
良く熟れたものは甘くなるが、酸味は強い。

山歩きでは、乾いたのどを潤してくれる果実であるが、近年は森林の発達によって少なくなり、食べる人も少なくなってきた。

いわゆるブルーベリーの一種である。

西奥9月のナツハゼ

撮影日時:9月
撮影場所:奥コース

ヤマボウシ

ヤマボウシの幼生(芳芽)

落葉高木。樹高5~10m。
樹皮は暗朱紅。

葉は単葉で対生。 
葉身は広卵形または長楕円形で長さ4~12cm、幅3~7cm。
葉の表面は緑色、裏面は緑白色。
葉縁は全縁または低い羽状の鋸歯。葉先は長い鋭尖頭。
側脈は4~5対。

小さなな花が20~30個集まった球形の頭状花序をつくる。
白い花弁のように見えるのは4個の総包片で長さ3~6cm。

果実は集合果。食べられる。

西奥9月のヤマボウシ

撮影日時:9月
撮影場所:奥コース

コナラ

コナラのどんぐり

落葉高木。 
雑木林の代表的な樹種。 

樹高15~20m。 

樹皮は灰褐色で縦に不規則な割れ目がある。

雄花は垂れ下がり、長さ5cmほど。
雌花は新枝の上部の葉につく。

西奥9月のコナラ

撮影日時:9月
撮影場所:奥コース

ハクウンボク

山地に生える高さ6~15メートルの落葉高木です。

花はエゴノキに似ています。
エゴノキの別名はジシャノキ,ハクウンボクの別名はオオバジシャといいます。
葉が丸いのがハクウンボクです。

西奥9月のハクウンボク

撮影日時:9月
撮影場所:奥コース

ミズナラ

ミズナラのどんぐり

ブナとともに日本の温帯を代表する樹種。  

落葉高木。樹高20~30m。
樹皮は黒褐色を帯び、縦に不規則な裂け目がある。

コナラに似ているが、本種は葉柄が極めて短い。 
葉は単葉で互生。葉身は倒卵形または倒卵状長楕円形。
長さ5~15cm。 幅は5~8cm。
葉の表面は濃緑色。

西奥9月のミズナラ

撮影日時:9月
撮影場所:奥コース

ハクウンボク

山地に生える高さ6~15メートルの落葉高木です。花はエゴノキに似ています。

エゴノキの別名はチシャノキ,ハクウンボクの別名はオオバジシャ。

葉が丸いのがハクウンボク。

6月の沢コースのハクウンボク

撮影日時:6月
撮影場所:沢コース