川内村観光協会

8月のツリガネニンジン

ツリガネニンジンは山野のススキ草原や溜池の堰堤などに生育する多年草。
キキョウなどと共に、秋の到来を感じさせる植物の1つである。

北海道から九州の各地に分布し、千島列島などにも生育する。

根生葉は丸く、長い柄があるがその後に伸びた茎に付く葉は楕円形の葉となり、葉柄はほとんどなくなり、(2)3~4枚の輪生となる。

8月の沢コースのツリガネニンジン

撮影日時:8月
撮影場所:沢コース

クマイチゴ

クマイチゴは北海道から九州、朝鮮・中国に分布する落葉低木。
広葉樹林などの伐採跡や林縁などに生育する。

キイチゴ属の中では比較的大型であり、高さ2m前後にまで生長する。

8月の沢コースのクマイチゴ

撮影日時:8月
撮影場所:沢コース

ヤマジノホトトギス

多年草。 山野の林内に生える。 

草丈30~70cm。

茎には下向きの毛が密生する。葉は互生。 
葉身は町楕円形で長さ8~18cm。 

基部は茎を抱く。

葉腋や頂茎に花を1~3個をつける。
花被片に紅紫色の斑点がある。
花柱に斑点がない。

8月の沢コースのヤマジノホトトギス

撮影日時:8月
撮影場所:沢コース

天山祭

2008年天山祭

 1966年7月16日、川内村に天山文庫が完成しました。その落成記念日に、毎年おこなわれているのが、天山祭です。今は、7月の第2日曜が天山祭の日となっています。
 舞台は天山文庫。ここにみんなが酒や肴を持ち寄り、時を忘れるほどに楽しんだのが、心平先生が好きだったお祭りのスタイルでした。
 心平先生が亡くなられた今も、天山祭は変わらず毎年開かれます。酒や肴、山菜が振舞われる、詩の朗読や伝統芸能の披露もあります。

イタドリ

イタドリは大きくなる多年生草本で、高さ2m近くにもなる。

茎は太く、中空で春に出始めた茎を折り取り、生食したり、漬け物にしたりする。中空の茎を折り取る際に、ポコンと音がし、食べると酸っぱいので「すかんぽ」とか「かっぽん」などと呼ばれたりもする。

7月の沢コースのイタドリ

撮影日時:7月
撮影場所:沢コース

ツリガネニンジン

ツリガネニンジンは山野のススキ草原や溜池の堰堤などに生育する多年草。

キキョウなどと共に、秋の到来を感じさせる植物の1つである。北海道から九州の各地に分布し、千島列島などにも生育する。

根生葉は丸く、長い柄があるがその後に伸びた茎に付く葉は楕円形の葉となり、葉柄はほとんどなくなり、(2)3~4枚の輪生となる。

6月の沢コースのツリガネニンジン

撮影日時:6月
撮影場所:沢コース

サルトリイバラ

サルトリイバラは北海道から九州、朝鮮・中国・インドシナなどに分布する。

春、地下茎から勢いのある茎を伸ばすが、茎の一部は枯れ残って枝を出すので、半低木ということになるのであろうが、多年草でも良いかもしれない。

名前は、サルが引っかかってしまうという意味であろうが、実際に引っかかるのは衣服をまとっている人間である。

6月の沢コースのサルトリイバラ

撮影日時:6月
撮影場所:沢コース

バア學校

阿武隈民芸館の中にある草野心平のお店、バア學校

 かわうち草野心平記念館の阿武隈民芸館。この中に、突然飲み屋さんがあります。バア學校。
 草野心平先生が、1960年に新宿に開店した小さなスナックです。1988年に心平先生が亡くなって、そのお店がそっくりそのまま川内村にやってきました。
 大時計は、それはそれは大きな時計ですが、動きません。時間を気にせず呑んでもらうという思いがあったという話もあります。「學校」の看板もピンク電話も、当時のものがそのまま。ここにいると、心平先生といっしょに呑んでいるような気になります。
 心平先生は、もちろんこのバアの店主でしたが、店の主人に合って誰よりも酒を飲み、お客さんにけんかをふっかけることもあったそうです。
 そのうち、心平先生を慕って通ってきた女子大生にお店をまかせて、心平先生は晴れて呑むだけのお客さん兼オーナーにおさまったというわけです。女子大生だったレイコさんは、今、新宿ゴールデン街で、バア學校のママをやっています。