クマイチゴは北海道から九州、朝鮮・中国に分布する落葉低木。
広葉樹林などの伐採跡や林縁などに生育する。
キイチゴ属の中では比較的大型であり、高さ2m前後にまで生長する。
撮影日時:8月
撮影場所:沢コース
川内村の豊かな自然をゆったりと満喫できる観光コースを、隅々までご案内いたします。
イタドリは大きくなる多年生草本で、高さ2m近くにもなる。
茎は太く、中空で春に出始めた茎を折り取り、生食したり、漬け物にしたりする。中空の茎を折り取る際に、ポコンと音がし、食べると酸っぱいので「すかんぽ」とか「かっぽん」などと呼ばれたりもする。
撮影日時:7月
撮影場所:沢コース
多くの場所で、ニホンアカガエルと混生していますが、ニホンアカガエルと比べて山地に多くいます。
アカガエルのカモフラージュ。落ち葉に似ています。
撮影日時:6月
撮影場所:沢コース
ツリガネニンジンは山野のススキ草原や溜池の堰堤などに生育する多年草。
キキョウなどと共に、秋の到来を感じさせる植物の1つである。北海道から九州の各地に分布し、千島列島などにも生育する。
根生葉は丸く、長い柄があるがその後に伸びた茎に付く葉は楕円形の葉となり、葉柄はほとんどなくなり、(2)3~4枚の輪生となる。
撮影日時:6月
撮影場所:沢コース
サルトリイバラは北海道から九州、朝鮮・中国・インドシナなどに分布する。
春、地下茎から勢いのある茎を伸ばすが、茎の一部は枯れ残って枝を出すので、半低木ということになるのであろうが、多年草でも良いかもしれない。
名前は、サルが引っかかってしまうという意味であろうが、実際に引っかかるのは衣服をまとっている人間である。
撮影日時:6月
撮影場所:沢コース
かわうち草野心平記念館の阿武隈民芸館。この中に、突然飲み屋さんがあります。バア學校。
草野心平先生が、1960年に新宿に開店した小さなスナックです。1988年に心平先生が亡くなって、そのお店がそっくりそのまま川内村にやってきました。
大時計は、それはそれは大きな時計ですが、動きません。時間を気にせず呑んでもらうという思いがあったという話もあります。「學校」の看板もピンク電話も、当時のものがそのまま。ここにいると、心平先生といっしょに呑んでいるような気になります。
心平先生は、もちろんこのバアの店主でしたが、店の主人に合って誰よりも酒を飲み、お客さんにけんかをふっかけることもあったそうです。
そのうち、心平先生を慕って通ってきた女子大生にお店をまかせて、心平先生は晴れて呑むだけのお客さん兼オーナーにおさまったというわけです。女子大生だったレイコさんは、今、新宿ゴールデン街で、バア學校のママをやっています。