川内村観光協会

金銀花またの名を

1402金銀花

オリンピックの興奮さめやらぬ昨今でありますが、この植物は和名をスイカズラといい、金銀花とも呼ばれます。金メダル銀メダルの話題でにぎわっているからこの花があるのではありません。この花、わたしは美しく、また神々しいと思うのであります。

この花は、別名を忍冬といいます。読み方は「にんどう」。冬を忍ぶ、そのままの、いい名前だと思います。この植物は5月から7月に花をつける常緑のツル植物なのですが、ツルは枯れないで冬の寒さに耐え、春に美しい花を咲かせます。
またこの植物は、古来より漢方薬として利用されていて、解熱、解毒、殺菌などを効能として売られてもいます。
金銀花という名前は、春になると白と金色花が咲くことからついた名前です。金銀貨と勘違いして喜んでいた人がいましたが、世の中、銭金に一喜一憂してはいけません。金がなくても、寒い冬を忍んで耐えていれば、春には花が咲くのです。

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