ヤマハハコさん、ごめんなさい
ヤマハハコの大群落がありました。ヤマハハコそのものは、そんなに珍しい植物ではありませんが、ひとところにたくさん咲いていると、やっぱり気持ちがいいものです。しかし今回は、ヤマハハコにもうしわけないことをしてしまいました。
ヤマハハコの群落に、いろいろな種類の蝶が群がって止まっているのを見たことがあります。なかなか絵になる光景でした。ヤマハハコの蜜がチョウチョウの大好物なのか、たまたま咲いていたのがヤマハハコだったのかはチョウチョウには聞き取り調査ができませんでしたが、川内村のてっぺんである、高塚高原で見かけた光景です。どうぞ見にきていただければと思います。
さてこのヤマハハコですが、当初、このヤマハハコをウスユキソウだと自信たっぷりに紹介してしまいました。ヤマハハコという立派な名前と草木としての誇りもあるだろうに、もうしわけないことをしました。ヤマハハコさん、ごめんなさい。なんだか山崎ハコさんにあやまっているような字面ですが、わたしがあやまっている相手はヤマハハコさんです。
ヤマハハコとウスユキソウは、同じキク科の植物です。実はわたし、ウスユキソウを群落で見たことが亡くて、今回、ヤマハハコの群落を見てこりゃ大発見だと舞い上がってしまいました。お恥ずかしい限りです。
実はわたしには、その昔々、山野草の先生がいました。その先生がヤマハハコを鉢植えで持っていたのですが、そこには「エーデルワイスの仲間のウスユキソウ」説明文が書かれていました。若い時分のその印象が強くて、舞い上がったときについ師匠と同じ勘違いをしてしまったという次第です。
ご指摘いただいたLADYBIRDさん、ありがとうございました。恥ずかしい失敗ですが、今後の戒めとして、みなさまの前で白状いたしました。どうぞ今後ともよろしくお願いします。
『ヤマハハコ』だと思いますよ^^
ご指摘ありがとうございました。
おっしゃるとおり、これはウスユキソウではありませんでした。
これはヤマハハコです。
たいへん失礼いたしました。
自信がないときには図鑑や文献を確認しているのですが、今回は自信たっぷりにウスユキソウと思いこみました。きちんと見てくださる人がいてくださって、うれしく思うと同時に、今後は自信があってもしっかり確認してご紹介したいと思います。
ウスユキソウの紹介文は、手直しをしてヤマハハコのご紹介とさせていただこうと思っています。
まずはお礼まで。ありがとうございました。