本日はツリフネソウのお話です。こんな名前を、どの時代の人がつけたのでしょう。見れば、確かに釣り船に見えないこともないような気がします。ツリフネソウを、庭に植えている人もいらっしゃるらしいです。
釣り船といえば、山の渓流で漕ぎ出すものではありません。ツリフネソウが花をつけるのは比較的低い山が多いということですから、その昔(いつの時代だかはわかりません)、海に近いところの山でこの名前が命名されたのかもしれません。
ツリフネソウはまた、吊船草という説もあるようです。帆掛け船をつり下げたかたちに見えるのだそうです。あなたには、どんな船に見えますか?