川内村観光協会

いと珍しきやヨモギの蟻の巣

2013年7月蟻の巣

蟻というやつは、木を食べたりするので、木造の家にとってはなかなか大敵。甘いものがあると真っ黒になるし、あたたかくなるとたいへんです。なにかいいこともしているのかもしれないですが、私には見つけられないでいます。私と蟻は、そんな関係です。

ところで蟻といえば、地中に広大な巣を作る昆虫です。なんでも、蟻の巣に溶けたアルミを流し込んだ研究者がいるそうで(残酷!)、アルミが冷えてから掘り起こしてみたら、枝の整った大木のような蟻の巣(の模型)ができあがったそうです。蟻さん、かわいそうに。
そんな蟻の巣ですが、なんと、これはヨモギにつくられた蟻の巣です。どうしてこんなところに巣を作ることになったのか。ぜひ蟻に聞いてみたいところですが、蟻のことばがわからないので、聞けません。残念です。
世の中にはアリ植物というのがあって、アリの生息環境を持った植物があるのだそうです。おー、これがそのアリ植物なのかと喜んだのですが、蟻植物は、主に熱帯にあるものだそうで、夏でも(少しは)涼しいあぶくまにそんなものがあるとも思えません。
さぁ、いったいこの蟻、なにを考えていたのか、暑い夏の日に、ちょっと考えてみてください。

2013年7月蟻の巣

2013年7月蟻の巣

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