川内村観光協会

山の身分証明、三角点

1306三角点

高塚山の頂上に来てみました。山のてっぺんには、てっぺんを示す目印があります。立派な看板のこともありますが、川内村の山のてっぺんは、ひっそりとしています。足元をよく見るとこれがあります。三角点です。

三角点とは、国土地理院が設置した、地図を作ったり各種の測量の基準となるもので、地籍測量や地殻変動の調査などに使われます。
三角点には、一等から五等までの三角点があります。ちなみに高塚山のてっぺんの三角点は、四等三角点でした。
四等の三角点は2kmおきに設置されていて、石の一辺は12cm。そのものが埋まっているだけではなくて、柱石の下には磐石も埋設されています。まさに磐石の構えです。ただし三角点は、特に山のてっぺんに忠実に立っているわけではないので、三角点の数値がそのまんまその山の標高ではないこともあるんだそうです。
川内村の三角点めぐり、わたしも大いに興味があるのですが、すぐ見つけられるところと、いくら探してもさっぱり見つけられないところがあって、なかなか奥が深いテーマになりそうです。
ちなみに国土地理院が少し前に発表したところによると、一等三角点は日本全国に974ヵ所、二等が5060、三等が32325、四等は70095ヶ所あるということです。

緯度37.35019561095255 経度140.71521878242493

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