川内村観光協会

蟻とアブラムシの蜜月

130624蟻とアブラムシ

木の枝に、びっしりたかっているのはアブラムシ。そのアブラムシにさらにたかっているのは、アリさんです。
アブラムシはカメムシ(くさいやつです)の仲間であまりいい印象はないかと思いますが、アブラムシを大好物としているのが、テントウムシさんたちです。特にナナホシテントウムシはアブラムシが大好きです。テントウムシにかかると、アブラムシもあっという間に食べられてしまいます。
しかしこんなアブラムシでも、自然界にはちゃんと友だちがいます。それがアリさんです。アブラムシは樹液を吸って生きているのですが、アリはアブラムシの排泄物に含まれている蜜のにおいに寄せられてやってきます。アリにとって、お友だちのアブラムシを食べにくるテントウムシは敵なので、じゃんじゃん攻撃して、追い払ってしまいます。こうしてアリとアブラムシは仲よく暮らしていけるのです。
アブラムシにたかるアリはそんなに珍しくはないのですが、ご覧のように、こんなにびっしり大群になっているのは、私も初めて見ました。

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