川内村観光協会

てんぐす病に冒されて

1403てんぐす

てんぐす病とは、桜の木の枝を枯死させる病気で、これにかかると、小枝が竹ぼうきのようになってしまいます。なぜか、桜ばかりがてんぐす病にかかります。てんぐす病が、桜ばかりを狙ってウィルスを植え込んでいくわけではないようですが、結果として、なぜか桜ばかりがてんぐす病にかかります。病気になると樹勢が弱まり、見栄えが悪い、いいことはありません。

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対策は新芽が出る前にこの部分を切り取り、焼却するのが望ましい策とされています。この枝も切り取ればいいのですが、だいじょうぶかなぁ。
てんぐす病は、漢字で書くと天狗巣病です。病気になった枝の部分が、まるで天狗さまの巣のように見えるからだと思いますが、よく考えてみたら、天狗さまの巣を誰が見たことがあるのでしょうか? この病気、外国では「魔女のほうき」という意味で呼ばれるらしいですが、外国では、魔女のほうきを見たことがある人がいるのでしょうか?
ともあれ、桜には病気になることなく、長生きしてほしいものだと思います。

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