川内村観光協会

8月のツリガネニンジン

ツリガネニンジンは山野のススキ草原や溜池の堰堤などに生育する多年草。
キキョウなどと共に、秋の到来を感じさせる植物の1つである。

北海道から九州の各地に分布し、千島列島などにも生育する。

根生葉は丸く、長い柄があるがその後に伸びた茎に付く葉は楕円形の葉となり、葉柄はほとんどなくなり、(2)3~4枚の輪生となる。

8月の沢コースのツリガネニンジン

撮影日時:8月
撮影場所:沢コース

クマイチゴ

クマイチゴは北海道から九州、朝鮮・中国に分布する落葉低木。
広葉樹林などの伐採跡や林縁などに生育する。

キイチゴ属の中では比較的大型であり、高さ2m前後にまで生長する。

8月の沢コースのクマイチゴ

撮影日時:8月
撮影場所:沢コース

ヤマジノホトトギス

多年草。 山野の林内に生える。 

草丈30~70cm。

茎には下向きの毛が密生する。葉は互生。 
葉身は町楕円形で長さ8~18cm。 

基部は茎を抱く。

葉腋や頂茎に花を1~3個をつける。
花被片に紅紫色の斑点がある。
花柱に斑点がない。

8月の沢コースのヤマジノホトトギス

撮影日時:8月
撮影場所:沢コース

クモキリソウ

山地の林内に生える多年草で、花茎は直立し高さ15〜25㎝になる。この仲間のうちでは個体数が多いほうで、比較的容易に見つけることができる。

葉は広卵形で2個あり、縁は細かく波打つ。

花は5〜15個つき、直径8-10㎜で淡緑色又は黒褐色と変異がある。
萼片側花弁とも6〜7㎜で狭線形。
唇弁は下に反り返る。

8月の西入口コースのクモキリソウ

撮影日時:8月
撮影場所:西入口コース

ミズヒキ

キンミズヒキの黄色い花と共に、初秋に小さく鮮やかな紅色の花が見られるミズヒキです。

葉は互生で、粗毛があり、しばしば黒色はん紋があります。

草丈の低い花を上から見おろすと、真っ赤に見えますが、花穂を下から見ると白く見えます。そのさまを紅白の水引にたとえてミズヒキと名付けられたといいます。

(写真中央、上がキンミズヒキ、下がミズヒキ)

8月の西入口コースのミズヒキ

撮影日時:8月
撮影場所:西入口コース

アカトンボ

日本でもっとも知られているアカトンボの代表は、アキアカネである。

アカトンボ類は、日本では季節の風物詩であるが、アキアカネやナツアカネは、民間薬として特定の薬店で販売されることがある。

8月の西入口コースのアカトンボ

撮影日時:8月
撮影場所:西入口コース