川内村観光協会

チゴユリ

低地~山地の林内に生え、茎の高さは20~35センチで、ふつう枝分かれしない。
茎頂に、長さ1~1.5センチの白色の花を1~2個下向きにつける。花被片弁は6個で、披針形。雌しべの先はあまり裂けない。
葉は長楕円形で先はとがる。
可憐な小さな花を稚児にみたて、この名がある。

東7月のチゴユリ

撮影日時:7月
撮影場所:東ルート

天山祭

2008年天山祭

 1966年7月16日、川内村に天山文庫が完成しました。その落成記念日に、毎年おこなわれているのが、天山祭です。今は、7月の第2日曜が天山祭の日となっています。
 舞台は天山文庫。ここにみんなが酒や肴を持ち寄り、時を忘れるほどに楽しんだのが、心平先生が好きだったお祭りのスタイルでした。
 心平先生が亡くなられた今も、天山祭は変わらず毎年開かれます。酒や肴、山菜が振舞われる、詩の朗読や伝統芸能の披露もあります。

イタドリ

イタドリは大きくなる多年生草本で、高さ2m近くにもなる。

茎は太く、中空で春に出始めた茎を折り取り、生食したり、漬け物にしたりする。中空の茎を折り取る際に、ポコンと音がし、食べると酸っぱいので「すかんぽ」とか「かっぽん」などと呼ばれたりもする。

7月の沢コースのイタドリ

撮影日時:7月
撮影場所:沢コース

テンナンショウ

林下に生える多年草。偽茎は20-40センチ、汚紫色の蛇紋がある。 葉は2枚、小葉は7-11枚。

春、葉より早く花が開く。仏炎苞の筒部は淡緑色の地に紫色のぼかしが入る。
舷部は濃紫色又は暗紫色。内側はつやがある。

和名は口辺部がいちじるしく開出し、耳たぶ状になる特徴に由来する。 

西入口コースの7月のテンナンショウ

撮影日時:7月
撮影場所:西入口コース

ザトウムシ

ザトウムシ(座頭虫)は、ザトウムシ目に属する動物の総称である。非常に足の長いものがあり、豆に針金の足をつけたような独特の姿をしている。長い足で前を探りながら歩く様子から、座頭虫の名がある。

西入口コースの7月のザトウムシ

撮影日時:7月
撮影場所:西入口コース

コシアブラ

コシアブラの幼木

コシアブラは落葉の高木。

北海道から九州の冷温帯から暖温帯上部を中心に生育する。

葉は大きく、5枚の小葉からなっており、黄色から透き通ったクリーム色に紅葉し、秋のあでやかな紅葉の中で清楚な姿を見せる。

西入口コースの7月のコシアブラ

撮影日時:7月
撮影場所:西入口コース

ムラサキシキブ

秋に紫の美しい実をつけるため、源氏物語の作者の名を付けた。

紫式部はクマツヅラ科の落葉低木で、日本各地の林などに自生し、また果実が紫色で美しいので観賞用に栽培される。

西入口コースの7月のムラサキシキブ

撮影日時:7月
撮影場所:西入口コース

トリアシショウマ

山地の杉林の中などに普通にはえる多年草。

若芽の先が三つ又に分かれているところが鳥の足に似ているところから、こういう呼び名になったとか。

食用にする若芽の茎には。細かい毛が生えている。

西入口コースの7月のトリアシショウマ

撮影日時:7月
撮影場所:西入口コース