川内村観光協会

クリンソウ

山間部のやや湿ったところに生えています。

大きな根性葉から 30 cmくらいの花茎を出し、濃い赤紫の花を車輪状につけます。
それが数段になるので,その様を五重塔などの先端部分(九輪)にたとえて名前を付けられた。

西小川5月のクリンソウ

撮影日時:5月
撮影場所:小川コース

ネコノメソウ

ふつう日陰~半日陰の湿地から、用水路脇、山地の渓流畔、ときに水田にまで広く生育する多年草。

茎は長く地表を這って花茎は立ち上がり、高さ5~20cm。全体に柔らかく無毛。
葉は対生し、卵円形~広卵形で、4~8対の鈍鋸歯があり、長さ幅ともに4〜17mm、基部は円形または切り形。
花茎上部の苞葉は葉とほぼ同形で、基部は淡黄緑色~淡黄色を帯びることが多い。
花被はやや密につき、花弁はなく、萼片は淡黄緑色~黄色で直立し、雄蕊4個、雌蕊の柱頭は2岐する。

西小川5月のネコノメソウ

撮影日時:5月
撮影場所:小川コース

テンナンショウ

テンナンショウ属は、サトイモ科に属する。
有毒なものがある。

テンナンショウは天南星の意で、この中の1種。

日本列島から朝鮮半島にかけて分布する。
湿潤な熱帯や温帯に見られ、東アジア、東南アジア、北米、メキシコ、アフリカ東部などに分布する。世界で約150種があり、日本では約30種ほどが見られる。
・ウラシマソウ、マムシグサ
・ヒトツバテンナンショウ、
・ヒロハテンナンショウ
・ホソバテンナンショウ

5月の沢コースのテンナンショウ

撮影日時:5月
撮影場所:沢コース