秋に紫の美しい実をつけるため、源氏物語の作者の名を付けた。

紫式部はクマツヅラ科の落葉低木で、日本各地の林などに自生し、また果実が紫色で美しいので観賞用に栽培される。

撮影日時：7月
撮影場所：西入口コース

コシアブラの幼木

コシアブラは落葉の高木。

北海道から九州の冷温帯から暖温帯上部を中心に生育する。

葉は大きく、5枚の小葉からなっており、黄色から透き通ったクリーム色に紅葉し、秋のあでやかな紅葉の中で清楚な姿を見せる。

撮影日時：7月
撮影場所：西入口コース

観察コースに沿って、これまで密集していた雑木を除伐したため、かなり明るい雑木林になった。

撮影日時：7月
撮影場所：西入口コース

ザトウムシ(座頭虫)は、ザトウムシ目に属する動物の総称である。非常に足の長いものがあり、豆に針金の足をつけたような独特の姿をしている。長い足で前を探りながら歩く様子から、座頭虫の名がある。

撮影日時：7月
撮影場所：西入口コース

林下に生える多年草。偽茎は20－40センチ、汚紫色の蛇紋がある。 葉は2枚、小葉は7－11枚。

春、葉より早く花が開く。仏炎苞の筒部は淡緑色の地に紫色のぼかしが入る。
舷部は濃紫色又は暗紫色。内側はつやがある。

和名は口辺部がいちじるしく開出し、耳たぶ状になる特徴に由来する。　

撮影日時：7月
撮影場所：西入口コース

日本でもっとも知られているアカトンボの代表は、アキアカネである。

アカトンボ類は、日本では季節の風物詩であるが、アキアカネやナツアカネは、民間薬として特定の薬店で販売されることがある。

撮影日時：8月
撮影場所：西入口コース

キンミズヒキの黄色い花と共に、初秋に小さく鮮やかな紅色の花が見られるミズヒキです。

葉は互生で、粗毛があり、しばしば黒色はん紋があります。

草丈の低い花を上から見おろすと、真っ赤に見えますが、花穂を下から見ると白く見えます。そのさまを紅白の水引にたとえてミズヒキと名付けられたといいます。

（写真中央、上がキンミズヒキ、下がミズヒキ）

撮影日時：8月
撮影場所：西入口コース

水辺の湿ったところに群生する多年草。

葉は2回羽状複葉。食用とされるセリに似ているが、有毒なので注意が必要。

撮影日時：8月
撮影場所：西入口コース

山地の林内に生える多年草で、花茎は直立し高さ15〜25㎝になる。この仲間のうちでは個体数が多いほうで、比較的容易に見つけることができる。

葉は広卵形で2個あり、縁は細かく波打つ。

花は5〜15個つき、直径8-10㎜で淡緑色又は黒褐色と変異がある。
萼片側花弁とも6〜7㎜で狭線形。
唇弁は下に反り返る。

撮影日時：8月
撮影場所：西入口コース

アザミ（薊）は、キク科アザミ属 及びそれに類する植物の総称。標準和名を単にアザミとする種はない。
スコットランドの国花。

日本では100種以上あるとされるが、現在も新種が見つかることがある。
ノアザミ：春のアザミは大体これと考えてよい。
ナンブアザミ ：本州中北部では普通。
ノハラアザミ：秋に花を咲かせる。本州中部地方 以北の山地。
など

撮影日時：9月
撮影場所：西入口コース