銀竜草と書かれていると「ギンリュウソウ」と読みたくなりますが、こちらは「ギンリョウソウ」と呼ぶ多年草です。
林などの暗い所に生えていることからユウレイタケとも呼ばれています。暗い所でも成長できるのは、銀竜草が光合成をしない植物だからです。じゃあどうやって成長するんだ、と思いますが、菌根で有機物を取入れて成長し、花を咲かせます。葉がないのも光合成をしなくて良い銀竜草の特徴ですね。ただ、毎年違った場所に咲くので、一度見たところで次の年もなんていう事は難しいかもしれませんが。
はつおが行く!
村の迷・里山博士、秋元はつおが川内村を探検します。世界的にも珍しいもの(ほんとか?)、川内村ならではのほっこり名所、いろいろあります。今後も増えます。はつおさんに、案内してもらいましょう!
銀竜草
ゴムタケ
この個性的な形状からか、毒キノコとも載っている本をみた事がありますが、れっきとした食菌なんです。年に2回、春と秋に枯れ木(水分がない乾燥した場所を好むようです)に生息しているところをよく見かけます。
この見た目から進んで食べるほど美味しいかと聞かれると、何とも言いづらいところです。
ただ、中華料理に使われているとか、ガンにいいとか本で読んだことがあります。
見た目が悪い食べ物で他に何があるかと考えましたが、ナマコや白子などは個人的にちょっと見た目が悪いように思います。食べるのは好きですが。川内村でも昔はイナゴを食べていた習慣がありますので、それを思えばゴムタケは食べやすい珍味?になるんでしょうか。
赤い実
赤い実をしたこちら、一見、木の実か何かかなと思ってしまいますが、これは食べられないですし、木の実でもないんです。

実は、クリメゴブズイムシというクリタマバチの幼虫が入っている「虫こぶ」と呼ばれるものです。きれいな赤色をしておりますが、少し時間が経つと緑色に変わってしまいます。なんとも不思議です。主に葉に見られますが、草や木の枝、花や果実などに見られることもあります。

そしてもう一つ見つけました。同じ虫こぶでも、こちらは小さなハチの卵が入っています。秋に ナラメリンゴタマバチ のメスが卵を産み付けて出来たのですが、先ほどの虫こぶより大きく小さいりんごのようにも見えます。この中に虫のたまごがいっぱい詰まっていると思うと、ちょっとぞっとします。出来れば中は見たくないものですね。
オニクルミ
蓮華草
こちら「蓮華草(レンゲソウ)」は「ゲンゲ」とも言われる花で、昔は蓮華草を水田に緑肥として栽培されていたのをご存じだっただろうか。

機械のない時代の苗づくりは、田んぼの中の土を幅1m位の短冊状に盛り上げ、その上に種もみをまき土やくんたんをかぶせたのち、田んぼに水を張り、発芽させていました。
その頃の田植えは6月だったので、前年の8月~9月頃になると、稲刈り前の水田の水を抜いて蓮華草の種をまき収穫せずに肥料として利用したんですよ。
肥料になる前には(春になると)きれいな花を咲かせ、これを「ゲンゲ畑」と呼んでいたんです。昭和末頃までの「春の風物詩」でもあったそうですが、最近は色々な事が機械化され便利になりましたが、こういう風景が減ってきているのは勿体ない気がします。

ラーメン?
これって、ゴミ?と思う方もいると思いますが、僕にはまるでラーメンに見えてしまいました。

本当にラーメンだったら嫌ですが、このぶら下がっているのは、「コナラ」という木の花です。
コナラはの樹皮は縦に不規則に裂け目があり、葉は卵形でギザギザしているのが特徴で、藤の花のように、下に向って垂れ下がるように花が咲きます。
それを聞いただけではピンと来ない方もいるかもしれませんが、「どんぐりころころ~」という歌を小さい頃に歌った記憶がある方はいっぱい居ると思います。その「どんくり」が熟す木でもあるコナラは、花粉があまり飛ばないんです。花粉症で悩む方も多い現代人には優しい木だと思います。
どんぐりはよく目にする事がありますが、4月~5月の時期にしか咲かない、花を知らない方も多いはず。





















