川内村観光協会

蓮華草

こちら「蓮華草(レンゲソウ)」は「ゲンゲ」とも言われる花で、昔は蓮華草を水田に緑肥として栽培されていたのをご存じだっただろうか。

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機械のない時代の苗づくりは、田んぼの中の土を幅1m位の短冊状に盛り上げ、その上に種もみをまき土やくんたんをかぶせたのち、田んぼに水を張り、発芽させていました。
その頃の田植えは6月だったので、前年の8月~9月頃になると、稲刈り前の水田の水を抜いて蓮華草の種をまき収穫せずに肥料として利用したんですよ。
肥料になる前には(春になると)きれいな花を咲かせ、これを「ゲンゲ畑」と呼んでいたんです。昭和末頃までの「春の風物詩」でもあったそうですが、最近は色々な事が機械化され便利になりましたが、こういう風景が減ってきているのは勿体ない気がします。

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“蓮華草” への3件のフィードバック

  1. うんちゃん より:

    ここ十年くらい、レンゲソウが見たいと思っています。咲いているとすれば今頃かと思いますが、今でも、レンゲソウを見ることができますか?

    • kawauchi より:

      記事掲載時期のレンゲソウは、震災後という事もあり米づくりなどを出来ない方が種を播いていたそうです(地力回復の一環もあり)。今では米づくりなどが再開され、川内村でもレンゲソウを見れる場所が把握できる限りなくなっております。よろしくお願い申し上げます。 川内村観光協会

  2. うんちゃん より:

    お返事ありがとうございました。なかなか難しいですね。

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