三島由紀夫の小説に酸模(スカンポ)というのがあり、歌にもなっているのをご存知でしょうか。
土手のすかんぽジャワ更紗
昼は、ほたるが、ねんねする
僕ら小学一年生
今朝も通って、またもどる
すかんぽ すかんぽ 川のふち
夏が来た来た ドレミファソ
という歌がありますが、この歌が世に出てきた昭和40年代頃までは、この草を食べた方が多かったのだとか。
草地や田、畑に生えるこの草の根は、すりおろし皮膚病の薬としても用いていたそうな。地方によっては、別の草である「イタドリ」をスカンポと呼ぶ場合もあるそうです。