川内村観光協会

ウサギの足跡

1312ウサギの足跡

これはなんだ? へんな足跡だなと思う人は、イナカで育った経験のない方ですね。これは野ウサギの足跡です。こんな雪景色を見に、川内の冬山にいらっしゃいませんか?

ハの字の先に、ポンポンと別の足跡。これがウサギの足跡の特徴です。写真の手前から向こう側に進んでいます。いったいどんなふうに歩みを進めているのか、おわかりでしょうか。ハの字の跡は後ろ脚、ポンポンと縦に並んでいるのが前脚です。
ウサギは前脚、後脚ともに、左右を揃えて飛ぶように歩く(走る?)のがふつうとされていますが、足跡を見る限り、前脚は左右交互に出しているようです。うさぎの移動はとても速いので、左右別々に出している脚が左右揃えて飛んでいるように見えるのかもしれません。
ハの字の後脚から、次のハの字まではぴょんと飛んでいきます。けっこうな距離をひと蹴りで飛んでいることになります。ウサギの後脚のキック力は強力なのです。そして、こんなに規則正しく足跡を残せるなんて、野生動物の規則正しい暮らしぶりには感心します。
実はこの写真、わたしの家のすぐそこで撮影したものです。野生動物が、うちの近所をぴょんぴょんと飛んで歩いている様を想像すると、のんびりした気分になったり人が少ないのかなぁと思ったり、これが川内村の冬景色です。

緯度37.354200631065666 経度140.79833507537842

コメントを残す