川内村観光協会

郷倉

1402郷倉

郷倉と書いて、ごうぐらと読みます。故郷のこころあたたまる倉庫、みたいな漢字にも見えなくはありませんが、そもそもはもっと昔の古い時代のしきたりにのっとった倉庫です。

こういった郷倉は、村の地区ごとにあった倉庫ですが、その時代は江戸時代。そして中に入れていたのは、年貢米だったということです。「もういいかげん観念しなさい」って言いたいときに「そろそろ年貢の納め時」みたいな言い方をします。長いお付き合いの末にいよいよ入籍するおめでたい場面で言われることもあると思いますが、年貢とは、まぁ税金です。
江戸時代には税金はお金ではなくてお米で払っていて、だから当時の国には何万石なんてお米の生産高でその勢力を計っていたものですが、お米を収穫するのと年貢として納めるのとが同時ではないので、どこかで保存しておかなければいけません。そこで郷倉の出番です。年貢を納めるときまで、お米はこの郷倉でじっくり保存されるというわけです。
あるいはまた、何年か一度の凶作に備えて、お米を保存したりするのに使われることもあったといいます。そんな今は昔、共同倉庫だった郷倉は、村のところどころで見かけることができます。大事な年貢を保存するところだからか、倉庫の材料は、丈夫な栗の木で作られていることが多いようです。

1402郷倉

“郷倉” への2件のフィードバック

  1. もっと多く書いて欲しい

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