川内村観光協会

地蔵院今昔

1401地蔵院

下川内原には、地蔵院多宝寺という古いお寺があります。新義真言宗智山派のお寺で、開創(寺院創設)は1227年といいます。開基(寺院の創立者)は不明で、開山(開創僧侶)は玄暁和尚ということです。
このお寺を、震災前の2010年に撮影した写真がありますので、見比べてみてください。

1401地蔵院

1010地蔵院

表通りを少しはずれた山門の横に立つ碑です。この碑は、震災以前も震災後も、変わることなくなっているようです。でもよく見ると、石碑の隣のかわいい建屋が新築になっていました。上が2014年1月、下が2010年10月のものです。

1401地蔵院

1010地蔵院

山門には倒壊予防のためのものでしょうか、金属製の補強がはいっていますが、これは震災前からはいっていました。これも上が2014年、下が2010年です。よく見ると、本堂の方の様子が少しちがって見えます。では、少し近寄ってみましょう。

1010地蔵院

これが、お寺の梵鐘です。なかなか立派なものですが、この梵鐘が、震災後、姿を消しました。梵鐘だけでなく、建屋ごとそっくりなくなりました。地震で崩れたということです。

1010地蔵院

水子供養の地蔵は、今もそのまま北の方角を向いて並んでいます。でもどことなく、震災前のほうが、着飾っているように見えます。

1401地蔵院

このお寺は、福島八十八霊場の四十一番目となっています。福島の札所巡りをしている人は、はたしていらっしゃるのでしょうか。

緯度37.31867804759307 経度140.84139794111252

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