川内村観光協会

忍びの者参上(シノブ)

1305シノブ

忍という文字は、なかなか情緒的な文字でありまして、歌になったり人の名前になったり、いろんなところで登場します。このシダも、名前をシノブといいます。川内村だけでなく、だいたい日本の全土で育っているようです。
このシノブが、なんでシノブになったのかというお話をご紹介します。このシノブは、岩とか木に着生して、たとえ雨が1〜2ヶ月の間降らなかろうとも、じっと耐え忍んで生きています。冬の間は葉を落としますが、また春になると葉を出します。
そんな冬の間をじっと耐え忍ぶ姿が、まさにシノブなのです。
人里のお店では、風鈴にくっついて売られているので、風鈴でシノブの姿を見たことがある人は少なくないのではないでしょうか。

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