紫詰草
こちらの花は、野原や畑のへりなどによく咲いているのですが見たことはありますでしょうか。クローバーの一種で、一般的に赤クローバーと言われてもいます。
江戸時代の日本は当時鎖国をしていましたが、唯一長崎県の出島においてオランダとの貿易はしていましたよね。そのオランダがガラス器類を輸送する際に、ガラスが壊れないないように紫詰草を緩衝材として引きつめ、使用していたそうです。
この名前は昔のそんな利用方法からつけられました。
諸外国の影響もあり長崎ではガラス製品の製造が盛んな時期があり、長崎で製造されたガラスは「長崎ガラス」として名産品になりました。その後、長崎ガラスとその製法が全国に広まったんですね。