川内村観光協会

ソフトバンク開通す

1308ソフトバンクのアンテナ

山の中だった川内村に、ちょっと変化が起こっています。ソフトバンクのアンテナが立って、これまでソフトバンクの携帯電話がつながらなかった山間部(の一部)でも、通話やデータ通信ができるようになりました。

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むずかしい話はよくわからないのですが、これはソフトバンクがプラチナバンドの免許を取得したことに関係しているのだろうと思います。過去、川内村の山間部では、村の中心近くの山の中に立っているアンテナによって通話が可能だったauが、ほとんど唯一の携帯電話網でした。もちろん役場の周辺は、auもSoftBankもdocomoも通話ができたのですが、多くの電話会社は役場周辺だけ整備しておしまいにすることが多く、そして緊急に電話をかけたいのは役場周辺だけではないのです。
その後、村がひかりファイバーを埋設した際に、docomoはFOMA PLUSという電波網によるアンテナを立てました。これで村の携帯電話のかかりやすさは逆転、それから今に至るまで、かかりやすいのはdocomo、だいたいかかるけど、場所によっては家の中などではかかりにくいのがau、役場以外はまったくといっていいほどかからないのがSoftBank、ということになっていました。
これは村の某所に立っているSoftBankのアンテナですが、アンテナが立ってから2ヶ月、SoftBankの電話の持ち主が「まだ電話がかけられない」と泣きながらチェックを繰り返していたのですが、ついに昨日、電話がかけられるようになりました。
SoftBankのエリア地図をチェックすると、事故をおこした福島原発から20km圏内の地域はあいかわらず圏外のままですが、これ以外は万太郎山方面の山間部以外の、ほぼ村全域で通話が可能になっているようです。
どうせなら、SoftBankユーザーが比較的多い都会にお住まいの皆さんが郷帰りしているお盆の時期に開通してほしかったところですが、まずはめでたし、というところです。