川内村観光協会

種まきと田植え

1203tanemaki

お待たせしました。川内村で、お米の種まきと田植えをやります。作業にあたっては、川内村を支えてくださるみなさん、川内村を愛していただいているみなさん、川内村を忘れないでいてくれるみなさんに、ぜひお手伝いいただきたいと思っています。一本一本苗を手で植える昔ながらの作業を行います。ぜひ、農作業の原点に触れてください。

■種まき
4月14日・15日
(おかげさまで好天に恵まれ、和やかに完了しました)

■田植え
5月12日・13日
(12日がじ引き・13日田植え)

1203がじ引き

がじ引き。苗を植えるラインを、田圃にケガキしていきます

川内村は、昨年は全村で作付けが禁止となり、お米を作ってはいけない、という地域となりました。原発事故の影響がどれほどのものかわからない状況での必要な処置だったのですが、一方、村内の田圃の安全性、危険性は、お米を作っていないので、検証や実証ができていない状況でもあります。
今年、川内村では昨年同様に作付けをせず、したがって食用や出荷はしません。しかしそれではいつまでたっても村内の稲作は復活しません。そこで実証圃として、村内のさまざまな環境の田圃で、その安全性、危険性を実証するための作付けをおこなうことになっています。
今回皆さんをお呼びするのは、事故以前、農楽塾という農業研修学校を開催していた秋元美誉(よしたか)さん。みなさんとともに、種を蒔き、苗を植え、川内村の稲作を取り戻す一翼となりたいと思います。

*がじ引きは、田植えに先立って、田圃にけがき線を入れる作業です。ゆるんだ土に線を引いていくだけですが、これがなかなかむずかしい。

種まき、田植えともに、前日には集まった皆さんとささやかな宴を設けたいと思います。こちらは費用実費にて。宿泊は小松屋旅館(0240-38-2033)をご利用できますが、雑魚寝コースもございます。

秋には、もちろん稲刈りイベントも考えています。それまでに、何回か当地で稲の成長を見守る催しを開催したいと思います。

なお現在の川内村は、田圃のあるエリアはなんらの制限もなく、村役場ももとの役場に戻って通常業務をしております。放射線の空間線量は、0.2μSv/h前後(事故前は0.05〜0.10μSv/hだったと推察されます)で推移しています。人体に影響のある数値ではないと確信しておりますが、現在の科学、医学には低線量被爆に対する確固たる実績データがございません。ご参加はどうぞこの点をご留意いただきますよう、お願い申し上げます。

参加表明は井出茂(080-6650-2345)まで御一報ください。

2012種まきの図

種まきをしたら、あたたかくして発芽を待ちます

緯度37.338747 経度140.804158

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