座学:平伏沼観察会開催
去る、8月8日(日)に今年3回目の平伏沼観察会(今回は座学のみ)を開催しました。
今回は「昆虫の探し方と調べ方」と「植物標本から見えてくる阿武隈の自然」という2つの題材についての講座でした。
■ふくしま虫の会
三田村 敏正 氏
「昆虫の探し方と調べ方」
昆虫の探し方について、また沢山の標本も持参くださり興味深いお話しを聞く事ができました。
せみの抜け殻を使った見分け方は、大人でも難しかたったですが、間近で見る機会に、参加者の方々も興味深々で三田村氏と会話されていました。
■東京大学付属植物園特任研究員
根本 秀一 氏
「植物標本から見えてくる
阿武隈の自然」
植物標本は簡単に言えば、押し花と一緒と教えて下さり身近に感じられました。
実際に植物標本をつくる場合にはどの様につくるのか、どんな道具を使っているのか、初めて見るものや知ることが多いお話しでした。
実際にはんだごてを使用して、植物標本づくりも体験させて頂けました。
台紙に乾燥させた植物を貼付けていきます。専用のテープをはんだごてでおさせ、植物を台紙に貼付けていく作業をします。
時間が足りないくらい、お話しや標本に触れる機会が得られ、貴重な時間となりました。
来年は、どの様な形で開催できるかわかりませんが、また参加者の方々と講師の方のお話しが聞ける機会が出来ればと思っております。
ご参加頂きありがとうございました。