川内村観光協会

続ヶ滝

川内村の第1行政区ではその地域の魅力を伝えていくための活動が積極的に行われています。その一部をご紹介します。

川内村第1行政区は、通称高田島と呼ばれる地域です。大滝根山の麓に位置していて、船引・常葉方面から大滝根を越えて川内村に入ると、その玄関口となります。

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村に入って比較的すぐのところに、昔から一部の人に愛されていたのが「続ヶ滝」です。滝といっても、大きな落差を持つものではなく、一枚岩盤に清流が流れる、さわやかな静かな滝です。

この清流は、村の中心地を経て、約50km先の楢葉町で太平洋に注がれる木戸川の、その源流近くに位置しています。高田島は中通との分水嶺の地域ですから、さまざまの源流が存在しますが、そのほとんどが、木戸川に集まって太平洋へと流れていきます。

県道112号沿いで、交通の利のあるところにある続ヶ滝は、一部の人にはその風光明媚を知られていたものの、ゴミの不法投棄なども多く、忘れ去られた名所と化していました。ゴミを片づけ、滝に降りる通路を整備し、大水で荒れた川べりを整理するなど、地域の手で美化が進められてきました。

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看板が設置された現在は、名実ともに川内村の新しい観光名所として、みなさんに楽しんでいただくことができるスポットになりました。やさしい流れ、おだやかな滝に洗われた岩盤に、あぶくま山系の強固な地層を感じていただければ幸いです。

夏の暑い時期に、清流にふれるのは気持のいいものです。そして雪の降る寒い時期、川の流れはいくぶんあたたかみを帯びています。続ヶ滝は、1年を通じて、この地にあって、訪れる人を待っています。

続ヶ滝は県道112号線沿いに位置しています。詳しくは【地図】よりご確認ください。
(グーグルマップへ移動します)

※足元には十分気をつけてお楽しみください。

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