川内村観光協会

団子とこけしの木

団子とこけしの木
 葉の出ない、この時期、山を歩くと枝の赤い木が目につきます。名前は水木(ミズキ)と言いまして
かたい木なので、こけし、お盆、箸などの材料として使われているんです。福島県川内村においては、昔、ほとんどの家で小正月にモチをちぎってこの木に刺して飾ったもんですが、近年、飾るお宅めっきり減りました。中通り地方では(福島県の中央部)、この木を団子の木と呼ぶ人多いんです。そして、ここ、10数年位前からモチではなく、モナカを七夕飾りのようにひもなどでこのミズキの木に飾るのを見かけるようになりました。都市のスーパーや、あちこちの直売所などで、もなかをつけた状態や木だけを売っているのを、小正月の前に見かけました。
 また、こけしの木は、この木を使うの知ってました?こけし屋さんの裏などに、いっぱいこの木を重ねてあるのをよく見かけますよね。

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