伝統の継承~獅子舞~
400年の歴史を持つ町獅子舞は、阿武隈高地に多く残る獅子舞の中でも歴史的文化的に価値の高いものとされ、代表的な古典芸能となっており、昭和53年には、福島県の重要無形民俗文化財に指定されております。
獅子舞の役者については、通常小学1年生から中学3年生までの子供が舞手となり、年3回、下川内諏訪神社の祭礼に披露奉納していますが、震災の影響により、役者の立て替えが行えず、中学校を卒業した後も舞手として協力を得ていたところです。
この度、町獅子舞の存続と伝統芸能の継承のため、新たに獅子舞役者の立て替えを行い、平成27年2月から3月の2ヶ月間練習を重ね、3月29日にお披露目会を催し、住民の方に練習の成果をご披露しました。